ブログ歴7年とベテランと言われてもいいはずの私ですが、記事の執筆は今でも四苦八苦しながら書いています。
しかも時間をかけて悶えながら(苦!)……orz。
もちろん、文章作成の指導など受けたこともありませんから、完全に我流です。
だから、書き方の理論書などがあればぜひ読んでみたいと思っていたのですが、
そんな中、出会ったのがこの本で、
本屋さんで即買いし、その日のうちに読み終わっていました。
まさに、僕が欲しかったそのものズバリの本でした。
どんな本なの?
「読まれる文章を書く」とは何か、それが学べます。
うんうん、ふむふむと愚鈍な頭に染み入るように理解できました。
シンプルで分かりやすい。
個人的にためになったポイントを3つだけ書いてみます。
(ただし僕が勝手に解釈した内容です。悪しからず)
1.構造をよく知ること
文章を素早く書くための、たった1つのコツ。
それは「しっかり考えてから書き始める」ことです。P25
様々なブログ記事、エッセイ、あるいは小説もそうですが、すべての文章はよくみると数パターンに分類できます。
とくにブログ記事なんて手垢がついているほどワンパターンの場合が多いです。
それを事前に理解せず、考えもせず、取り掛かるな。
それが著者の主張の第一のポイント。
2.文章には「問い」が必要
問いがなければ、文章は一行も書けない。
こうしたベストセラーだけでなく、多くの文章は「疑問形になるテーマ」が最初にあり、問いの答え=「結論」があります。そして「なぜその結論に至るのか」を述べる「理由」や、結論を補強する「根拠」や「具体例」など、それらが1つになって、まとまった文章を形作っています。P34
本書の中でも1番大切なところ。
それがテーマです。
テーマって「愛」とか「戦争」とかそういう抽象的なぼやっとしたものではありません。
テーマとは「問い」なのです。
まずは、書きたいもののテーマ、問いを設定できなければ文章は書けない、始まらないということ。
これ大切。
まずは問いありきです。
3.テーマを支える材料を集める
材料選びの優先順位は、伝えたいことを、「どれだけ強く支えてくれるか」どうかです。P49
「支える」って言葉に痺れました。
テーマに対する答えを支える材料をちゃんと集めなければならない。
そうすれば、必ず立派な文章が作れるんですよ。
この部分はロジカル思考そのものです。
論理を大切にせよ、です。
まとめ
分かっているようで分かっていないのが文章を作る方法です。
僕もなんとなく分かっているようで、分かっていなかった部分が本書を読んでやっと納得できました。
あ、それと
先に書いたのは本書を読んで、僕が理解した内容です。自己流の解釈の部分、またこれだけでは、解説が十分でない内容も含まれるので、
興味のある方は是非、購入して手にとって全文をお読みください。
ブロガーや、企業で企画や広報を担当していて、文章力に悩んでいる方などにオススメの本だと思います。