バッテリー寿命を少しでも伸ばすために、AppleのAirpodsProと中華製の普通のワイヤレスイヤフォンを交互に使っています。
しかし、音質はともかく、やはりノイズキャンセル機能がないと音楽を聞く気にならず、
AirPodProほどでなくてもいいので、それなりのノイズキャンセル機能のついているイヤフォンを中華製のものと交換したいと思い、探していたら、このイヤフォンに出会いました。
前評判は非常に良かったのですが、
果たして、実際の使い勝手はどうだったのか、購入後に気がついた点やAirPods Proとの比較(無謀は承知です)を通してレビューしてみたいと思います。
1,ノイズキャンセリング性能はそれほど高くない
ノイズキャンセルの性能は、AirPodProの圧勝でした。
Airpodsproを10とすると4程度の効き具合でしょうか。かすかにノイズが除去されるのがわかる程度で、あまり強力ではありません。
専用アプリには、ノイズキャンセリングの強弱を3パターンから選べるようにはなっていますが、これも五十歩100歩。あまり差は感じません。
しかし
方や3万円の高級ワイヤレスイヤフォン。それに対して、こちらは8千円。差が出るのは当然です。
この値段でかなり頑張っているというのが僕の評価。
耳栓がわりに使うには向きませんが、音楽を聴く用途なら背景のノイズを消し去ってくれて、音楽に集中することができます。
それなりには使えますよ。
2.音質は良い
驚きの音質ではないですが、
普通に綺麗な音質です。
また、専用アプリを使ってエコライザーで音質を調整できる(上図がその設定画面)点も評価できます。
ただ、AirPods Proには空間オーディオと言う映画などの音を立体的に聞くことができる画期的な機能があって、これが本当に素晴らしくって個人的に好きなのです。
なので、どうしてもAirpodsproのほうが評価は高くなります。
音質はAirPods Proを10点とすると、7点くらいになるでしょうか。
シャリシャリというわけでもなく、バランスのとれた聞きやすい音質だと思います。
3.バッテリーの持ちは良い
仕様上
ノイズキャンセリングモードで最大6時間(イヤホン本体のみ) / 最大30時間(充電ケース使用時)
と長時間の利用が可能です。
かたやAirpodsproは4.5時間の連続再生に、充電ケースをつかうと24時間の再生が可能で、
この部分では、P3に軍配があがります。
実際に使っていても、かなり持ちはよくってバッテリーの心配をしたことがないくらいです。
Airpodspro10点としたら、14点くらいの評価です。
4.コントロール操作はタップ式
AirPods Pro は2本指で細い取っ手のような部分を押して操作するタイプですが、こちらはタップ方式。
残念ながら反応が鈍かったり誤動作が多くて、
なかなか思い通りに操作できません。
せっかく専用アプリで各タップ操作ごとの動作が設定できるのに非常に残念です。
AirPods Pro10点としたら、こちらは4点くらいのコントロール性能です。
そもそもが、
タップ操作にしている時点で、誤動作は避けられないように思います。
5.接続切り替えはイマイチ
例えば、iPhoneで聞いていて、それをiPadに切り替えるには、
①イヤホンを一旦専用ケースに収納
②ケースのペアリングボタン(上画像の赤丸の部分)長押し
③接続したい機器側でブルーツースの設定画面を開き接続操作
もしくは
①iPhoneのブルーツース設定画面で接続を解除
②iPadのブルーツース設定画面で接続操作
どちらかの手順になります。
正直面倒くさいです。
AirpodsProのように2つのデバイスに同時接続できるような機能があればよかったのですが、接続は一つだけのようで
使い勝手は良くありません。
AirPods Pro10点とすると4点くらいの出来です。
まとめ
まとめると
SoundcoreP3 | AirpodsPro | |
ノイキャン性能 | 4点 | 10点 |
音 質 | 7点 | 10点 |
バッテリー持ち | 14点 | 10点 |
コントロール | 4点 | 10点 |
接続切り替え | 4点 | 10点 |
合計 | 33点 | 50点 |
(※AirpodsProの各項目10点として評価しています)
やはり、Airpodsproとガチで比較してみるとその性能差は歴然としたものがあります。
ただこれはAirpodsproが素晴らしすぎるわけで、決して、この製品が使えないとか、悪いわけではありません。
8千円でノイズキャンセリング機能を使えて、音質も良いわけですから、これ以上望むほうがおかしいのです。
シンプルに音楽を聞くだけなら十分つかえますから、コスパ重視の方ならこの製品はおすすめだと思います。
僕のように、バッテリーの持ちを持続させるために、AirPodsProと交互に使うイヤフォンとしては十分合格でした。