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abrAsus「薄いメモ帳」vs 「保存するメモ帳」!!レビュー

 

abrAsusの「薄いメモ帳」というメモ帳を購入しました!!

実は、もう10年ほど前から同じabrAsusの「保存するメモ帳」と言うのを使っていたのですが、

このメモ帳の欠点は

次のページに移動する際に
いちいち紙を折り直す必要がある点でした。

8折りにしたA4用紙を折り直すって、地味ですが、結構ストレスになります。

ところが、今回購入した
「薄いメモ帳」

A4用紙を8つ折りする点は同じですが、両開きになるので、折り直す手間が不要になり、非常にスマートに使えそうなので購入をしてみたわけです。

7000円で購入できるこの手帳、どんなものなのか、ご紹介してみたいと思います。

 

外観

商品名 Abrasas 薄いメモ帳
大きさ 縦112mm 横83mm(両開き166mm)厚さ6mm
重さ 53g
素材 牛革
お値段 6,800円〜

 

表面はザラッとした牛革です。

 

バインダーは固く、下敷きとして十分な強度があるので立ったままメモを記入できます。

また、この硬さなら
保存するメモ帳同様に、ズボンのポケットに放って入れておいても、折れ曲がったりせずに頑丈に使えるのではないかと思います。

こちらA4用紙を挟み込む部分。大きなポケットになっています
極細のボールペンが付属しています。挿すとカバーがロックされた状態になります

 

使い方

簡単に使い方をご紹介しておきます。

1.A4用紙を8つ折りに

まずは、A4用紙を準備して、八つ折りにします。やり方は単純に横に半分に折ったら、さらに半分にし、さらに半分に折ります。非常に単純。

2.手帳に挟む

紙の準備ができたら

手帳のポケット部分に差し込みます。

上図は、付属のサンプル用紙を挟み込んでいる様子です。

3.書きやすいように折り返す

そのままでは折れ目がめくりにくいので、調整して書きやすいようにします。

基本は、上図のように見開きで書けるようにしておくのが一番のようです。
これで準備完了。書き始めます。

4.半分が使用終えたら裏返しに

1ページから4ページまで書き終わったら裏返して挟み直します。しかし、折れ目の関係で、最後の8ページ目はポケット部分に隠れてしまいますから書くことはできません。

このようにして、折り曲げた8つ折りページのうち1Pから7Pまでにメモを記入して活用するわけです。

保存するメモ帳との違い

 

では、僕が今まで使っていた「保存する1メモ帳」とはいったいどこが違うのでしょうか?
買い直す価値があるのでしょうか。

(1)外見

左が薄いメモ帳。右が保存するメモ帳

 

薄いメモ帳の方がバインダーの部分が固く作られているのでやや厚みを感じます。ただ、材質などの肌触りはあまり変わらない印象です。素材はおそらく同じだと思われます。

(2)横置きと縦置きの違い

上が薄いメモ帳。下が保存するメモ帳 黄色で囲ったところにA4用紙を挟み込みます。

 

保存するメモ帳が横長だったのに対し、薄いメモ帳は縦長になりました。ここが一番の変更点だと思います。
より、手帳っぽくなった印象があります。

(3)紙の挟み込みの方法が違う

上が保存するメモ帳。下が薄いメモ帳

 

保存する手帳(上図上側)は、1x7cmほどのわずかな革辺にA4用紙を挟み込んでいたのに比べ、

薄いメモ帳は5cmx6cmのポケットに挟み込む方式なので、紙の固定力が全く違います。
また、ジャバラにした状態だと保存するメモ帳は宙に浮いた状態になりますが、薄いメモ帳は手帳のカバーが紙に沿った状態になるため、ジャバラの状態でもかなり書けます。

何が良いのか

 

こんなところが「良いな」って思います。

(1)1年中ズボンのポケットに入れておいても崩れない

普通のメモ帳をズボンのポケットに入れておくと、汗やお尻の圧力でボロボロになってしまうのが常なのですが、

Abrasasのメモ帳は、本皮製な為か、過酷な状況に耐えてぐちゃぐちゃにならずに書き続けることができます。

この薄いメモ帳はまだ使い始めて間がないですが、素材がほぼ同じ革製なので、耐久性はかなり優れていると感じます。

(2)ジャバラにしても書ける

しばらく薄いメモ帳を使ってみた感想は、

「ジャバラな手帳」ということです。

保存するメモ帳は、紙を固定する部分が小さかったので、他のページをめくって書き込みしようとすると、手帳から紙が外れて書き込みはなかなか難しく、複数ページにまたがった書き込みはできなかったのですが

この薄い手帳はポケットに固定する方式に変わったため、紙の固定力が上がり、他のページをジャバラのようにめくった状態で書き込みが簡単にできます。

2ページ、3ページまたがったメモもできるようになりました。
また、下敷きになるバインダーの部分の硬さが増しているのも筆記がしやすくなる要因の一つです。

(3)身体に身につけられる

A7サイズ、文庫本の半分の絶妙の大きさ。

ワイシャツの胸ポケットにも、背広の内ポケットにも、ズボンの横、後ろのどのポケットにも収まるサイズです。

夏場はティーシャツなどポケットのない服を着る機会が多くなると思いますから、そういった季節でもズボンの後ろポケットなどにしのばせておくことができるのは相当な強みです。

(4)エコな手帳

A4用紙なら、コピー用紙でも、使用済みのプレゼン資料の裏面でも、チラシの裏面でも挟み込んで使えます。

これほど経済的な手帳を僕は知りません。

 

まとめ

 

いかがでしょうか。

このような手帳が6800円。

「高い」と思われたでしょうか?「安い」と思われたでしょうか?

ポイントは「頑丈さ」をどう評価するかです

どんな過酷な状況下でも型崩れせずに身体に身につけて使える手帳はそうそうないと思いますし、
保存するメモ帳なんてもう11年も使い続けていますから、これほど長く使えるなら安いと思えます。

思考を深めるには、やはり部屋の中で考えるより、外でいろんなものに触れながら考えたほうが捗るので、
こういった1年中体に身につけることができる耐久性の高いメモ帳というのは重宝すると思います(しかもペン付き)。

アイデア出しや、Todo管理、文章の下書きなどを考えるのにぴったりの手帳です。

 

※参考に『保存するメモ帳』の動画も作成していますので、興味ある方は参照ください