Eink搭載の電子ノート クワデルノの使用感の続きです。
→ 富士通のQurderno(Gen2)を買ってしまったのだが失敗したかな…?|いざ!創らん。
購入してほぼ1ヶ月が経過しましたが
だいぶこなれてきました。
今、どういった使い方をしているか紹介してみますね。
購入1ヶ月後の使用感
ホワイトボードとしては優秀
まず、基本的な使い方としては、やはり
ホワイトボードです。
アイデア出しとか、パソコンソフトやアプリの設定項目を抜き出したり、設定値を変えたりする際に大活躍です。
結構細かい文字も書けるので、使いやすいと思います。
ただ
ノートとして複数ページを追加しながらの利用もできますが、後から見返すとどこに何を書いたかが、わからなくなってしまうため、ほとんど使いません。
ファイル数は極力増やさず、書いては削除、書いては削除というふうにして使っています。
100%こんなシンプルな使い方です。
問題点
一番のネックは、
電源を入れるのが億劫
なことです。
部屋でメモを使う場合は他にもいろんな選択肢があり
・普通のホワイトボードを使う
・MacやiPhoneのメモに入力する
・iPadのフリーメモにペン書きする
・紙に書く
その時に、クワデルノを選択するかというと、なかなかそうはならないのです。
書いたものを使い回すのが面倒なんですよ。
例えば、
iPadだと書いた落書きをサクッとキャプチャして、
Pagesとかメモに貼り付けて活用することができます。
なんならAirDropでMacに送ってから作業できます。
でも、クワデルノは
紙のノートに手書きで転記するか。PCにPDFファイルとして転送するか、ということになるのですが、
紙への転記はまどろっこしいですし、
PCに移すのも、ひと手間かかります。
詳細は省きますが、基本、Wi-Fiで直接接続しての転送となるんですが、接続がまどろっこしいので熱くなっていた頭が白けてしまうことが多くて。
ようは、
書いたデジタルメモが転用しにくいのであれば、最初からサクッと紙に書いたほうが早いし、頭に馴染みます。
何もクワデルノを取り出すまでもない。
そういう頭が働いて、電源をオンにするのが億劫になってしまうのです。
運用上の細かな工夫
とまあ、厳しいことを書いてますが、せっかく購入した高額なマシン。なんとか使いたいと思っていろいろと工夫もしています。
オートパワーオフを40分に
まず、オートパワーオフの設定を40分とかなり長めに設定しています。
これだけ長いとほとんど電源がオフになりませんから、アナログのホワイトボードに近い感覚でいつでも書きなぐれます。
バッテリー消費は確かに早くなりますが、使わないよりも良い。
それに
USBで充電しながらも利用できるので、このへんは心強いです。
基本裸で使う
外出時に使い倒すため、本機を保護するカバーをだいぶ探したのですが、やはりいちばん良いのは純正品。
家電店で触ってみると、手触りとか、軽さとかさすがです。
ただ、お値段は約8千円。
これは高すぎです。到底買おうという気になりません。
で、百均でこれを買いました。
バッグの中ではこのケースの中にいれ、上部は開けっ放しですから、いつでも取り出して使える状態にしています。
それでいて、液晶とか電源周りとかはちゃんと保護できます。
電源を入れるのも面倒くさい人なので、これくらいした方が結果的には良かったのかもしれません。
持ちやすいように
後、手で持ったときに、なんとなく不安定だと感じたので、マジックテープを利用して、厚紙に固定、そこにカメラ用のストラップをつけて、少しでも安定して持てるようにしました。
データのPC取り込みはしない
先程書いたとおり、データをPDFとしてスマホやパソコンに取り込むには、2手間3テマかかり、なんか白けてしまいますから
データを取り込むことはやってません。
必要なメモはアナログ式に転記して済ませています。
まとめ
ということで、いろいろと工夫をすることでちょっとづつ使う機会を増やそうと努力していますが、
正直、
実践では使いにくいという認識の方が勝っています。
書き味とか、メモとしては使えそうなのですが
細かいところに駄目なところが多すぎて
・バックライトがなく
・メモの転送が手間
・編集機能が貧弱
などなど。
惜しいのです。
もう一歩、痒いところに手が届かない…。
もうしばらく使ってみます。