【ブックレビュー】あの秋元康さんはどういう思考回路で企画をひねりだしているのか?「秋元康の仕事学」を読んで探ってみた!

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企画を作る上で、アイデアをどう出して、どう形にしていくのか? 非常に興味ある課題です。

ともすれば、新聞・雑誌などのマスコミ情報を集めたり、パソコンやIT技術を駆使したり、ということを想像するのが一般的だと思うのですが、 どうもそうではないらしいのです。

それを考える上で、今までも野口悠紀雄氏の「超発想法」とか
https://tsukuru.xyz/2015/09/03/post-82/

内田和成氏の書いた「スパークする思考 右脳発想の独創力」」という本を読んだりしてきました。
https://tsukuru.xyz/2018/01/23/post-3344/

そして、ついに今回はあのAKBを企画し、映画監督として、または作詞家として大活躍の秋元康さんのアイデア発想を学ぶべく、 「NHK仕事学のすすめ 秋元康の仕事学」という本を取り上げてみたいと思い立ちました。

さてさて、どんなエッセンスに触れることができるのでしょうか?

3つのポイントを上げてご紹介してみたいと思います。

秋元康の仕事学  
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プロのアイデア発想法とは?

1,大切なのは一次情報

このように、僕は日常的にさまざまな気づきをリュックにどんどん入れて、必要なときに取り出すという作業を行っているのです。重要なのは、リュックサックに入れるときや、あるいは取り出すときに、その素材に対してどれだけ想像力を働かせて拡大できるかということ。そこにこそ、企画を生む秘訣があるのです。 P20

同様な指摘が、じつは「スパークする思考」という本で内田教授も取り上げておられます。 そこでは、「脳にレ点を打つ」 という表現でしたが、同じ意味です。

ようは、日常生活の中、仕事の合間に出会う、ほんの些細なできごとを面白いと思う感性、なんか違うよな?という違和感、そんなところに敏感に気づくことができるかどうかがアイデア発想の決め手だ、と彼らは言っているのです。

ほぼ同じような平凡な日常風景を見ていて、ある人は「ハタ!」と気づき、でも多くの人はぼんやりと見逃しまうことがあたりまえのような出来事。その平凡な出来事の中にこそ、 大切なアイデアの種が眠っているのです。

これは、ようは、一次情報ってことです。 自分が見て、触って、聞いてわかった情報を大事にする。

実は、新聞とか雑誌とかネットのニュース記事などの二次情報をいくら集めても、アイデアの決め手とはならないのですよ。

2,自分が面白いと思うこと

企画の入り口は、他人の意見よりも、まず自分が面白いと考えるかどうか。「自分が正解だ」と思うことが一番大切なのです。そして付箋を貼ったものがどれだけ記憶というリュックサックに入るかによって、おのずとつくることができる料理も多くなるのです。 P28

個人的なお話ですが、 じつは、 映画「シン・ゴジラ」や「告白」がどうしてベストセラーなのか、どうして評判が良いのか、未だに僕には理解できません^^;

決して、日本映画をけなしているのではないのですが、 なぜなのか、それが今でも違和感として残っているのです。

でも。 この秋元康さんのこの言葉聞いて安堵しました。自分の感性には、素直で良いのです。

面白くない、という感性も同様に大事なのですよ。

その違和感を感じることにこそ、社会を視る視点が発見できるのだ、と思えるようになりました。

3,今の流行を調べるのは意味がない

勝間 いい企画やいいヒット商品を作るときに、マーケティングは役に立たないというのは、なぜなんでしょうか。
秋元 一言で言えば、頭でかんがえている通りに行かないからこそ、面白いわけですよね。つまり、マーケティングをすればするほど、みんなが望むものを、望むようにつくろうとするので、予定調和が生まれてくるわけじゃないですか。 P83

よく聞く話ですが、 何か企画を立てる場合に、「時代を読んで……」こういうものが流行っているので、それを下敷きにして企画してみました、ってのをよく耳にします。

それって、所詮二番煎じなわけで。 社内の企画としては通るかもしれませんが、世間では「なんだまたか」っていうのが関の山なのです。

流行には敏感ではあるべきでしょうが、 それに乗るのは却って失敗する可能性が高いということでしょうか。

まとめ

きょうご紹介したのは、あくまでポイントだけなので、 もっと具体的に中身を知りたいと思ったら、ぜひ、キンドル版の本書を手に入れて読んでください。

また、 この本に沿った企画で番組も作成されていまして、 YOUTUBEでそのエッセンスに触れることができます。

あわせて視聴していただくと、より理解が深まると思います。

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