最近、付箋を使った仕事術や思考術が流行りのようです。
このような付箋に関する本も複数でているし、雑誌の企画でもあちこちで紹介されている。
でも
付箋っていうと、使うとその跡に薄っすらと糊が残っていたり、ヨれたり折れ曲がったりで「汚い」というイメージしかなく、目印程度にしか使うことはありませんでした。
しかし、時間が経過し付箋も進化したらしく、ノリもあとが残らずしっかりと貼れるものが出ているようです。
それがこれ
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試してみたら案外良い。
ならば、やって見ようかと……。
でも、ただやるだけではうまく行かず、
実はちょっとしたコツがあったんです。
1cm切り落とすのがコツ
いまメインで使っている付箋は75mmX25mmの小さめの付箋。
これくらいがワンフレーズ書くのにちょうど良く、小さいと単なるキーワードの羅列しか書けませんし、大きいと数がこなせなくなる。
でも、これをそのままでも使えません。
例えば、A4の用紙を横置きにして貼っていった場合、そのままだと3列しか貼れず、4列貼ろうとするとダブリが生じる。
これはA5のシステム手帳でもそうですし、ミニシステム手帳でもそう。
思考術のモットーはできるだけ多くのアイデアを出すことなので、3列では物足りず、なんとしてでも4列を確保したい。
そこで苦肉の策としてやったのが、1cmほど端の部分をハサミで切ってみること。
これで4列貼れるし、ミニシステム手帳でも、A5のシステム手帳でもピッタリ貼れるようになりました。
ハサミで毎回切る作業が必要ですが、ザックリでOKなのでそれほど苦にはなりません。
なーんだ、という工夫ですが、これが大切です。
A4用紙を横置きで
考えるために使うので
A4用紙を横置きで使っています。
そうすると、縦7行、横4列、合計28個の付箋を貼ることができます。
これだけの付箋を貼れると、いろんな視点でフレーズを一望できるようになります。
これがミソ。
また、いろんなメモ帳や手帳にも付箋を張って使っていますが、書いたメモは必ずA4用紙に張り替えるようにしています。やはり、小さな用紙で考えるとこじんまりして中途半端で、アイデアを俯瞰できない。
「最後はA4用紙に集約する」これが今のところのルールです。
保存には工夫が必要
いっぱい仕事を抱えていますから、考えることが多く、あっという間に付箋を張ったA4用紙がたくさんできました。
管理が大変です。
野放図にしておくとどこに何があるのかわからなくなる。
困るのは、A4横置き用紙を保存するバインダーが殆ど無いこと。試しにクリアフォルダーで試してみると出し入れするときに付箋が干渉しあって簡単に剥がれてしまうし、縒れたり折れ曲がったりしてしまう。
工夫が必要です。
思いついたのが、プレゼンや企画書などで使う横置き専用のクリアなファイル。
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これに挟んで運用すれば、カバーとして付箋を保護してくれるし、なにより束にした状態のままノートのようにめくれます。
入れ替え並び替えも自由自在、付箋が剥がれることもまずありません。
柔軟に出し入れできるように軽微なクリップで仮止めして運用しています。
無印のインデックス付箋が活躍
そして活躍しているのが無印のインデックス付箋。
https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4548718963010
これを用紙の右端に貼っておくと、該当のプロジェクトをかんたんに探すことができます。書いたものが死蔵しません。
素晴らしいのは、付箋なので位置をかんたんにずらせるということ。
用紙が増えるとインデックスが重なり合う現象がおき、見にくくなりがちですが、そういうときは、付箋タイプだとかんたんに微調整が可能。いつでも見やすい状態にキープできるのです。
なかなか良いですよ。
最後に
このやり方で今はスムーズに頭の整理ができるようになりました。
今まではパソコンを立ち上げてマインドマップソフトやアウトラインエディタなどでこの手の作業をやってきたのですが、やはりアナログは良い!
なんとなく落ち着きますね。
それにしても、市販の付箋ってなんで横幅75mmなんでしょうか?
どう考えても65mm程度の長さの付箋のほうが使いやすいのに。
最近はいろんな付箋が出回っていますが、どれもユニークにイラストが入っていたり、奇抜な形の付箋ばかり。
僕には無縁だな。
そんな付箋より、65mmのタイプの付箋、ぜひどこかのメーカーさんで出して流行ってほしいです。