Macbookを使いこなす!

【レビュー】いまさらながらのファーストインプレッション。12インチのMacBook(Eary2016)を数日使い倒してみた!!

 

とうとう12インチのMacBook(Eary2016)が到着しました!

 

[https://tsukuru.xyz/2017/04/16/macbook1/]

IMG 0565
色はスペースグレイです。

 

いいですね~。これ。

小さいくせに液晶がでかいしきれい。スペースグレイの本体は格好が良い。悪いところが今のところ見つかりません。ほんと宝石のような美術品です。

Macを本格的に使い始めたのはもう10年近く前になりますが、いままでで一番良い製品のようにも思えるのです。

この製品が出たのはちょうど1年前なので今更ながらでしょうが、おそすぎるファーストインプレッションをお届けしたいと思います。

 

 ファストインプレッション

 

まずは購入した僕のMacBookのスペックを、今まで使っていた2013年製のMBA11インチと表にして比較してみましたのでご覧ください。

Macbook12インチ MacBook Air11インチ
型名 FLH82J/A MD711J/A
発売日 2016年4月 2013年11月
ディスプレイ Retina 12inch IntelHD 11inch
2304x1440pxl 1366x768pxl
プロセッサ 1.2GHzデュアルコアIntelCore m5 1.3GHzデュアルコアIntelCore i5
メモリ 8GB 4GB
ストレージ 512GB 128GB
重量 0.92Kg 1.08Kg
大きさ 28.05×19.65cm 30×19.2cm

 

CPUはm5・SSD容量512GBの仕様なので、同型のMacBookの製品の中では多少ランク上の製品です。
比較すると、よくぞこのMBAのスペックで今まで我慢したなーと改めて感じました。
メモリも内蔵SSDもあまりに貧弱です……^^;

 

以下、主に感じたことです。

iPadのように使える充電環境に感激!

素晴らしいと思ったのが電源がUSB−Cケーブルになったことで、いろんなケーブル、いろんなアダプターで(つまり汎用品で)充電ができるようになったこと。

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付属するMacBook12インチのケーブルとアダプター。これでも十分小さいのですが

 

MacBook Airでは専用の充電器が必要でした。
それがないと充電できなかったし、結構高かったので、ヤオフクなどで中古で安いものを予備として保管していました。

それがUSB-Cという汎用品に変わったことで、どこでも売っている2.4A対応の小さなアダプターさえあれば簡単に充電ができるようになったのです。

素晴らしい!

 

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僕の持っているのはノーブランドの1000円ほどのアダプター。これでも使えます。

 

これはレッツノートでもできなかったことです。

 

で、これにより何が変わったって?

レッツノートにしても、MacBook Airにしても、僕は常時予備のACアダプターは必ず持ち歩いていました。いつ何時必要になるかわからなかったからです。(レッツノートの場合はマウスがそれに加わっていました)

それが一気に不要になったのですよ。

iPhone・iPad用の2.4A対応アダプターなら、常時持ち歩いていましたから、それを使えばいい。それとUSB−Cケーブルさえあればいいのですから、荷物が大幅に軽減されることになるのです。

おそらく数百グラム重量が軽減されることになるでしょう。

 

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MacBook AirのACアダプターと比較したところ。これだけ違えば軽量化されるはずです。

 

そして、2.4A対応でない充電器でも一応認識をしてくれるところがナイスです。
バッテリーに充電はできないけど「通電」はしてくれる。

 

通電と充電
上が”通電”。下が”充電”。違いは「充電できません」表記のほか、アイコンマークも違います。

 

この微妙なニュアンスわかりますか。

通電をしてくれるのでいくばくかバッテリーの持ちは長くすることができるのです(たぶん)。

想定外の恩恵でしたね。

 

キーボードが打ちやすい

購入前、いろんなレビュー記事を読んだのですが、そのほとんどが”慣れれば打ちやすい”キーボードだと書かれてありました。

ちょっと疑心暗鬼だったのですが、
その通りでした。

 

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バタフライキーボードと言うらしい。

 

「たたいて」入力するような、指でパチパチ弾くようなそんな感触。

カタカタと音がでるのが非常に快感で、打ちやすいと感じます。

 

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その感覚はHHKBのキーボードともなぜか似ていて、まったく違うタイプのキーボードのはずなのにどうしてなのかなー、とよく考えてみたら

指に吸い付くような感覚がよく似ているのだと気づきました。

 

執筆スピードは確実にアップすると思います。

 

液晶が見やすい

 

Retinaに変わったわけですから当然ですね。

IMG 0544Marseditで執筆している図

 

MBAで感じていたぼやけた感が払拭され、見ていて楽しくウットリするのでいつまでも使っていたいと感じます。

本体の大きさはMBAの11インチと比べると小さくなっているのに、液晶は非常に大きく感じるのも一つの要因です。たった1インチなのですが、されど1インチです。

 

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上が12インチ。下がMacBook Air11インチ。大きいのは11インチの方。

 

それに加えてトラックパッドが大きくなっていますから、ネットサーフィンが非常にやりやすい。

 

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左が12インチ。右がMacBook Air11インチ。

 

例えばサファリで今開いているタブの一覧を出す動作は「指でつまむ」、というワンアクションなのですが、同じ動作にもかかわらずMBAのそれよりスイスイできるように感じます。

感覚的なものですが、非常に優れています。

 

拡張性がなくても問題なかった

 

USB−Cに変わって、一番多く語られている問題は「拡張性がなくなった」ことです。
USB端子もないし、外部液晶に接続する端子もなく、あるのがUSB-C端子一つなのですからそう感じて当然です。外付けのHDDも外部DVDも直接は使えません。

僕も以前は、そのためにMacBookを酷評していた時期もありましたが、実際に使ってみると全くノープロブレムでした。

一つは、いつの間にか僕の環境がクラウドに変わってしまっていたからです。
DropBoxやBoxなどのようなクラウドサービスも使ってますし、EvernoteやSimplenoteもあります。

デジカメで取った写真もEyefiモビを使って簡単に取り込み可能になっています。
[https://tsukuru.xyz/2017/02/26/post-2336/]

最強はiCloudで、例えばアウトラインプロセッサのUlyssesを使ってiPhone、iPadと簡単に連携できる仕組みが構築できてしまってます。

あ、そういえば、AirDropでiPhone、iPad、MBAとは無線でデータもやり取りできる。

だから少なくとも普段はケーブル類をつなぐ必要などまったくないのです。

MacBook単体をたんなるパソコンとして見るとやはり窮屈に感じると思いますが、いろんな仕組みと連動できる仕組みさえ構築してしまえばまったく問題なく、いやむしろよりストレスレスに使えてしまうのです。

動作がもたつくことがほとんどない

ていうか、まだもたつく体験をしていません。

ファンレスになって、省電力なCPUなのでどうなのか心配していましたが、今のところまったく問題なし。

Scappleでマインドマップをしたり、Pixelmaterを使って画像の編集もやってみましたが、まったくモタツクことはありませんね。

また、複雑な作業をしていると本体裏面が熱くなると言われていましたが、僕の操作環境ではそれも感じません。

まだまだ導入したばかりだからなのでしょうか。今後の動静を見てみたいと思います。

最後に

MacBookPRO13インチを購入したほうが良かったかどうか、という懸念ですが

全く無いですね。

理由は今まで書いたとおりです。

むしろ13インチを購入していたら、後悔していたかもしれません。13インチでは味わえないメリットが12インチのMacBookには確実にあるからです。
(15インチはまた別ですけど)

僕もさんざん悩んで購入しましたが、13インチか12インチかで迷っているのであれば、間違いなく12インチがおすすめだと思います。

 

 

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