映画批評

【映画】「トップガン」トムクルーズの出世作! <ネタバレ> ★★★

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Amazonのプレミアムビデオにこの懐かしい映画がアップされていたので、視聴してみました。

ご存じ、トム・クルーズが一躍スターダムに乗っかるきっかけとなった
30年前の古い映画です。

 

あらすじ

 

F-14トムキャットのパイロット マーベリック(トム・クルーズ)は任命されて、エリートパイロットを養成する施設トップガンに参加する。

5週間の訓練でパイロットの技術に磨きをかけるのが目的。

そこに集合したパイロットは全米のエリート中のエリートパイロットで、皆は自分が一流のパイロットと自負し最優秀パイロットの座を目指して競争しあう。

日々の過酷な訓練。競争は激しいが、腕に自信のあるマーベリックは今まで通りに奔放で無茶な操縦を繰り返す。

仲間からは迷惑で無謀と非難されるが、彼は止めようとしない。

 

そんな中、事件が発生する。

飛行訓練中にマーベリックが機上していた機がジェット後流の影響で操縦不能に陥り機から緊急脱出。
その際、同乗の相棒グースが首を強く打って死亡するという痛ましい事故が起きてしまう。

やむを得ない事故ということでマーベリックの飛行は今後も許されることになったが、同乗していた親友を亡くした責任を痛感したマーベリックは以降、自信を失ってしまう。

冴えない飛行を繰り返すマーベリックを皆は励まそうとするが、
彼はトップガンを去るべきかどうか悩みに悩み抜く。

 

スカッとします。

やはり戦闘機ってダイナミックで格好いい。超音速で縦横無尽に駆け抜ける機体を見るだけでワクワクします。まさにアクション好きな映画に仕上がっています。

ラストでミグ戦闘機との熾烈な争いで4機を撃墜して英雄になった主人公が空母上で皆に歓迎されるシーンはやはり、ジーンとなってしまいます。

 

でも、もう古典なんでしょうか。
映画のストーリーは見飽きた感があります。

「愛と青春の旅立ち」 「GIジェーン」 …。思いつくだけでも似たような映画をたくさん見てきたな…。と。

若い主人公が軍隊に入り、
そこでの厳しい訓練を通じ、葛藤し恋をし、
やがて親友が死亡するなどの事件が起きてしまう。

ハリウッド映画はワンパターンが好きなようで、一度当てた映画のパターンを何回もリバイバルしようとする。

当時としてはたぶん素晴らしい映画だったのでしょうが、今となってはワンパターンとしてしか思われない。

ちょっと厳しいですが…そういう感想をもちました。

 

3.

 

逆に言うと、ストーリー創作ってのはこの”パターン”をいかに取り入れるかがポイントとなるのではないか?

縦横無尽に奔放に考えるのは楽しいことではあるのだけれど、
結果的に無駄な時間を費やすことになってしまう。

最初からパターンを考えて、それを中心に組み立てていけば、驚くほど効率的に創作ってできるものなのかもしれない。

 

もちろん、パターンだけではだめでしょう。
それに独創的なプラスアルファを加えなければ、つまらないモノになるのでしょうが…。

そんな、いろんなことを考えさせてくれる映画でした。

 

最後に

 

戦闘機もの、アクションものが好きな人、

それとトム・クルーズファン向けの映画です。

気分転換にはなりますが、永遠のワンパターン映画という感じがして個人的にはまあまあという感想です。

 

満足度 ★★★

 

 

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