
iPhone14Proと同時にApple Watch SEを購入して2ヶ月ほどが経過しました。
感想を一言でいうと、
微妙です。
人によっては「不要と思われるかもしれないな」……
というのも
以前から使っていたソーラー腕時計をつけてみるとなぜか落ち着くんです。
心がスーッとなるのがわかります。
これが全てを言い表していまして、
それがどういったことなのか紹介してみます。
なぜイラつくのか
1、余計なメッセージが多い
なんかね。Apple Watchってイラつくことが多いです。
「ひょっとしてエクササイズ中ですか」などというメッセージがしょっちゅう出てきたり、通知が届いたのでみてみたら「時間を持ちましょう」などマインドフルネスのメッセージだったり、「iPad miniが放置されてます」とか自宅に置いてきているだけなのに……。とか
とにかく余計なメッセージが多い。
（現在は全てメッセージが出ないように設定ずみ）
最初のうちは、気が効いている、かわいいと思っていたのですが、時間が経つとこれがもう面倒くさくてうんざりします。
2、時計が表示されないことがある
僕の購入したAppleWatchSE（第二世代）は常時表示機能がついてない機種になるのですが、事前に調べた情報では手首を捻ったら簡単に表示されるはずでした
ですが、所定の動作をいくらしても表示されないことが
結構あるのです。
イラつくことこのうえなし。
捻っても傾けても全く表示されないので、仕方なく液晶画面をタップしてようやく表示されます。
時計ですから時刻を確認したい時は当然あるわけで
まあ5％くらいの頻度ではありますが、ストレスです。
3、仕事で使えない
事前にわかっていたことですが
仕事ではセキュリティーの関係から、スマートウオッチが使えません。
なのでいちいち職場に着いたら取り外します。
昼食時になったらまた取り付けます。
取り外してまた付けて、取り外して ……
この繰り返しが嫌になった。
結構こう言う人多くないですか。
4、充電が面倒
多くの方が感じるようにやはり充電が面倒です。
節電の設定にしていますが、やはり毎日充電が必要
従来から使っていたカシオのソーラー腕時計。
充電不要、時刻合わせ不要、ただ腕に巻いとけば良かったことを考えれば雲泥の差です。
でも良いところも
とはいえ、手放せない良いところもたくさんあって
特にいいと思っている機能が「通知機能」と「タイマー」。
FXを副業でやっているので、所定の価格帯になったら通知をもらうようにしているのですが、iPhoneだとよく見逃してました
でも、Apple Watchでは音は鳴らずブルっと震えて知らせてくれます。見逃すことがありません。
また、僕が持っているのはWi-Fiタイプのものですが、それでも電話着信があったらApple Watchで通話できますし、着信を見逃すことがなくなったのも良かったことの一つです。
それとタイマー機能。
購入の時に他のスマートウオッチも調べてみましたが、Apple Watchのように無限の個数を設定できるものはありませんでした。
Apple Watchのタイマーは設定個数が無制限。
これが良いのです。
例えば、ラーメンができるまで、3分の設定をしながら、30分後に電話のタイマー。1時間後にお風呂の掃除とか、
複数のタイマーが同時進行でスタンバイしてくれます。こういったことって格安のスマートウオッチではできないのではないのでしょうか。
それとiPhoneでSpotifyで音楽を聞いている際に、コントローラーとして操作できたり、Suicaなどキャッシュレス端末として使えるのもほんとに便利です。
なのでそれが使いたい人にとっては必須の製品なのです。
ヘルス機能って必要ですか
AppleWatchの売りの一つがヘルス機能です。エクササイズとか脈拍とかそういうのを測れるわけですが、
でもこれって
必要なのでしょうか。
大いに人を選ぶ機能だと思います。
確かに心臓病の人なら常時心電図機能があればそれは必須のものになるでしょうし、血圧も測れるようになれば、血圧の高い人なら使うのでしょう。
でもね。
仮に僕が該当の病気を持っているとしても、一時的には使うかも知れませんが、常時その機能を使うかというと微妙だと思うのです。
というのが、
２４時間ひっきりなしに、心電図とか血圧の数値に関するメッセージが届いたら、ウンザリしませんか。ただでさえ、その病気の数値って気にしているわけです。
最初はいいのでしょうが、届く数値を見るたびに、おそらく気になって気になって仕方がなくなるのではないでしょうか。
とはいえ、病気で切実な人にとっては有意義な機能であるのは間違いないかとは思います。
それと、緊急通報機能ってのが新しいApple Watchにはついているのですが、自動で通報してほしいですか？なんか間違って通報されそうだし、
そもそも
アメリカのような広大な砂漠が広がるハイウエイを利用するなら、事故ったら誰も気づかないこともあるでしょうが、この狭い日本で役立つとは到底思えないのです。
最後に
結局、僕のApple Watch。
以前から持っていたソーラー腕時計と状況に応じて交互に使っています。
べつに無理に毎日つける必要はなく、腕時計の選択肢の幅が広がったという認識で、付けたくなければ付けないし、
柔軟に。
軽いノリで使うのがベストなようです。
ただ、ちょっと高すぎるんですよ。
廉価版とはいえ、僕が買ったApple Watch SEは3万8千円ほどもしますし、最近発売になったUltraという機種だとなんと10万円を超えてしまいます。
先にも述べたように、Apple watchを医療機器として使うのなら妥当な値段なのかもしれませんが、多くの人がそこまで求めるかどうかはちょっと疑問です。
ヘルス機能や緊急通報機能などがない、ほぼ通知機能とタイマーだけの機能に絞った1万円くらいのビジネス版Apple Watchを是非発売してほしいと思います。
￥37,800
