【ブックレビュー】「シンプルに考える 森川亮著」 〜本質を貫く仕事術〜

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最近、読んだ本で
ピピッと頭に衝撃が走った本。

が、これ。

シンプルに考える
シンプルに考える

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森川亮
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 9,913

著者は2007年から約8年間あのLINE株式会社(あの流行りのLineアプリ)で社長を務めた方。

LINEをやらないので、それほど興味はなかったのですが、
本屋さんで立ち読みするうち、その考え方のシンプルさに興味が湧いてきて、

さっそく図書館で借りて全部を読み、もっと味わいたいと本を購入してしまいました。

僕にとっては、何かを惹きつけてやまない本だったのです。

そんな本のエッセンスを今日はご紹介。

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本質を考え抜く

実は、最初の出だしの数ページさえ読めば
この本のエッセンスは十分理解できるようになっています。

大切なのは「考える」こと。人が悩むのは「表面的な価値」に惑わされているからです。
だから「何が本質か?」を考え尽くさなければなりません。
そして、最も大切なことを探り当てて、それ以外のものは捨て去る。
シンプルに考えなければ、人は何も成し遂げることができないのではないでしょうか
ページ004

僕が本屋さんで惹きつけられたのもこのフレーズ。
本書では至るところに「本質」なる言葉が顔を出します。

ポイントは2つ

 問題の本質を考え抜く
 本質以外は捨てて相手にしない

たったこれだけ。

これだけでシンプルに自分の頭が整理できる、そうおっしゃっているわけです。

でも、本質を考えるのは分かっても、「捨てる」は難しい。勇気がいる。

簡単そうで、これほど困難なこともない。
自分の感情を押し殺さなければならなかったり、人を傷つけてしまうことも十分ありえるからです。

それが、実際にどんなことなのかは、
本書で語り尽くされています。

ビジネスとはなにか

会社にとって 一番大切なことは何か
利益? 社員の幸せ? ブランド戦略?ビジネスモデル ?
僕は違うと思います 。 たしかに、どれも大切なことです。しかし、いちばんではない。
では、何がいちばん大切か ?

僕の答えはシンプルです 。
ヒット商品を作り続けること。これしかありません。
P2

著者はLINEというある種ベンチャーの会社を経営されながら、その本質を考え抜いたのだと思います。

そして、一番大切なものは

「ヒットを出し続けること」だと位置づけました。

LINEではそれが本質だったのです。

普通は「人材」とか、「ビジネスモデル」とか、そんな言葉が出てきそうです。もちろん大事だとは本書の中でも書かれているのですが、でも、それを考え合わせてもなおかつ最重要だと考えた。

会社が金融機関ならまた別の答えがでてきたでしょう。ホテルや学校であったなら、また違ったものになっていたでしょう。

大切なのは、考えること。

本質はケースバイケースで変わるのではないかと思います。

それが読んでいて面白い。

ビジネスに情はいらない

僕は、経営はシンプルだと考えています 。
社長が、ある分野において自分より強い人を連れてくる。そして、ある分野の仕事をお願いする。それで、うまくいかなければ「人」を変える。
うまくいっている時は変えない。プロジェクトの存廃も同じ。
結果が出れば人数を増やすし、結果が出なければ減らす。
場合によっては解散する。それを貫徹する以外にない、と思うのです。
P124

ある種、成果主義の権化のような話です。人によって賛否両論でしょう。

思い出したのは、

ユニクロの柳井社長の言葉。

「1勝9敗」という本に、似たような話があります。

そもそも、最初にビジネスチャンスがあって、 そこにヒトやモノ、 カネという要素が集まってきて、 会社組織という見えない形式を利用して経済活動が行われる。
しかし、 経営環境は常に変動する。 当然のことながら、 金儲けやビジネスチャンスが無くなることがある。 そうすれば、 会社はそこで消滅するか、 別の形態や方策を求めて変身していかざるを得ない。
会社とは 一種のプロジェクト、期限のあるもの、と考えるべきではないだろうか。
(「1勝9敗」 柳井正著 P18)

くしくも二人のプロの経営者が似たような言葉を書かれているのです。

だから、
これがビジネスの本質に近いのだと思います。

〜ダメになったら交代する。それでもダメなら消滅する〜

著者の森川氏は、この本質を純粋に踏襲して、自ら後任に社長を譲り、
自分はさっさと新しい会社を立ち上げてしまったそうです。

思い切りの良いひとだと感心しました。普通なら会長で残るなり、相談役なり、何らかの形で未練を残すのが人の常でしょう。

詳細はわかりませんが、

本質を見極めること。そして、それ以外捨てる、という考え方を自ら実践されているのだと思いました。

(このへんの実情はリンクで確認ください!) ↓↓↓

森川亮がLINE社長を退任した裏事情とは?経歴、年収が凄すぎる!

最後に

著者の書いたものすべてに賛同しているわけではありません。

IT業界という僕が未体験の業界の話ですし、個人的に置かれた環境も自分とはかなり違う。
だから、正直何を今更と思うような事柄だったり、キザっぽく書きすぎではないのか、とか思った部分もあります。

しかし、考え方は一貫しています。

そこが面白いし、プロセスを想像すると勉強になると思うのです。

ビジネスについて迷っている方、一読をぜひおすすめします。

シンプルに考える
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