先日、超整理法を再読してみた、という本の記事を書きました。
情報をどう扱っていったらいいのか、そのツールはどうあるべきか、いろんなことを考えさせられた本でした。
でも、どうしても納得いかないことが……。
超整理法によると、情報整理の基本は2つ。
・パソコン検索を活用する
つまり、ノートやメモなどのアナログツールを有効に活用するには時系列で保管するしか選択肢がなかったわけで。
それはある意味、システム手帳やルーズリーフノートといったページ取替可能なツールの否定に通じるものではないのか?
と言った点でした。
しかし、現実にはこれらのツールも便利に使えているわけで。そのあたり、どう考えたら良いのか。
終わったら廃棄する
結局、考えた末に行き着いたのは
終わったら廃棄すればいい。
単純なことでした。
つまり、システム手帳やルーズリーフノートというのは、あくまでもテンポラリー・ツール(一時的なもの)であって、終わったら気に入ったフレーズやメモをどんどんパソコンや時系列ノートに転記していって、廃棄していく。
こう割り切って使えば、情報は混雑せずに時系列ノートやパソコンにどんどん集約されていくわけです。
非常にシステマチックですよね。
これをストックとフローの関係でまとめるとこんな感じ。
使い方 | 数 | 使用後 | |
ストック・ノート | 時系列で記入する | 一冊固定 | 永久保存 |
フロー・ノート | テーマごとなど任意 | 複数を使いこなす | 廃棄 |
思考の整理術
じつは、このやり方、この本の中にもオリジナルがありました。
この本「思考の整理学」によれば、システム手帳やルーズリーフ、A4で書いた落書き、小さなメモ、これらはすべて一次ノートになるわけで
時系列ノートは二次ノート。
面白い!
これでアイデアがどんどん湧き出していくような錯覚さえ覚えます。
まとめ
とまあ、自己満足的な記事になってしまいましたが。個人的には大きな進展だと思っています。
今まで、
クリップブック、無印のリングノート、TEFRENUなど斬新なツールに手を出していっては、それぞれ便利につかってはいたものの、情報が散逸してバラバラになってしまった状態でした。
それをどうまとめるか?
ずっと悩んでいましたが、
解決です。
頭の中を超シンプルに纏めることができました。
いや、爽快!!
中央公論社
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