自宅でYOUTUBE撮影する際、
普通の三脚だと脚を大きく開かないと安定しないので、時として三脚は狭い部屋では邪魔で使えないことがあります。
そんなとき、思い浮かべるのが、天井と床に超ロングの突っ張り棒をおっ立てて、そこにカメラなどを吊り下げて撮影するやり方。この方法なら場所を取らずスマートに撮影できることは知っていたのですが、プロのカメラマンでもないのにそこまでやるか…と。
第一お値段もそれなりにするじゃないですか。
そんなおり、7000円ほどと格安で使える器材を発見。
この価格ならばと、懸案の課題を試してみようと思いました。
購入したのはマンフロットというカメラ周辺機器を取り扱っている専門メーカーの「ミニポール」という突っ張り棒。
このメーカーの製品ならば恐らく間違いはない。
但し、ミニポールと歌っている通り、簡易版の突っ張り棒でどの程度つかえるかが不明だったのが多少不安でした。
購入して思ったのはその使いやすさ
仕様はこんな感じ。
商品モデル番号 | 170B |
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商品名 | ミニポール 175cm – 330cm 黒 |
長さ | 175cm-330cm |
パイプ系 | 25mm-28mm |
素材 | アルミニウム製 |
重量 | 690g |
購入すると170cmくらいの棒が届きます。中に棒が二重になっていてスライドして長さ330cmまで伸ばせる仕組みです。ちなみに棒の幅は約3cm程です。
ミニポールと銘打っていますが、このくらいの太さ、長さが素人にはちょうどいい感じの突っ張り棒だと思いました。
組み立ては、
普通の突っ張り棒はねじ回しのように回しながら棒を伸ばしていき、そのネジの圧力を利用して固定する方式なのですが、回しながら取り付けるため斜めに傾いてしまったり、調整がなかなか難しかったりするのです。
しかし、
このマンフロットのは中に
バネが仕組まれていて、天井に押しつけながらネジで固定して取り付ける仕組みなので、
取り付けは凄く簡単(ほんとあっという間です)。斜めに曲がることもほぼありません。
棒の幅はこれ以上太いと太すぎて目立ったでしょうが、3cmくらいの幅のこの棒ならそれほど目立ったりしません。
また、多少シナリますので剛性がそれほど高いとは言えませんが、両端を専用ゴムで固定するせいか、多少揺すってもゴム位置は動きません。
カメラやモバイルモニター、照明などを設置してみましたがまったく問題ありません。安定性は高いと思います。
設置するための機材が必要
ただし、これはあくまで垂直に設置するポールの話で、実際にカメラやモニター、ライトを設置するにはクランプと言われる取り付け器具が必要です。
クランプはこんな器具。
おすすめは上図のようにガッチリした大きめのタイプのもの。こちらだと一旦固定するとぐらつくことがほぼありません。お値段は3000円程です。
また、下の写真のような多少安く購入できる簡易版もあるのですが、
但し、こちらの製品は格安で手に入りやすいのですが、ネジの裏面に固定するためのナットがないので、ネジが緩んでしまう可能性があり、重いもの(例えばモバイルモニターなど)を固定するには不向きです。
また、これ以外にカメラ雲台やマジックアームなども必要かと思います。
まとめ
まとめると
・ワンタッチで簡単に取り付け取り外しできる
・先端のゴムが安定しているのでほぼズレない。
・ただし、対荷重はそれほど高くはないと思われ、過度にぶら下げるのはやめた方がいい。
ざっとこんな感じです。
かなり本格的に使える実践向けの製品だと思いました。
実は、衣類などをぶら下げるための格安の市販の突っ張り棒も購入して試してみたのですが、あまり安定感はありませんでした。やはり餅は餅屋。写真撮影に使うなら専門メーカーの突っ張り棒がオススメでした。
今からyoutubeを始めてみようかと考えておられる方で、部屋撮り中心の方なら超おすすめです。
ぜひトライしてみてください。