15年以上、iPhone一筋で生きてきた「Apple信者」の僕ですが、先日ついにAndroidスマートフォンGoogle Pixel 9aを購入しました。

きっかけは、経済評論家の勝間和代さんが「Google PixelのAIによる音声入力が素晴らしく、文章作成が劇的に楽になる」と発信されていたこと。

中古で約63,000円ほどで手に入れ、約1ヶ月じっくり使い込んでみました。

結論から言うと、「AIの未来は感じるけれど、メイン機にするにはまだ課題がある」というのが正直な感想です。

4つのポイントでレビューします。


1. 期待のAI機能:Geminiは優秀、でもオフラインAIは「せっかち」?

Pixelの目玉であるAI機能には、大きく分けて2つの形がありました。

  • 専用アプリ「Gemini(ジェミニ)」
     iPhoneにもPixelでも使えるアプリ版。
    こちらは非常に優秀です。相談するとポジティブに励ましてくれますし、ネットの知識を基にした回答スピードも速い。例えば「Amazonアフィリエイト用のWebアプリを作って」と頼めば1分ほどでコードを出してくれます。ブログの下書き構成も一瞬です。

  • オフライン(スマホ本体)のAI
    画面をつけずに「OK Google」で操作できる機能ですが、こちらは正直イマイチでした。
    まず、AIが「せっかち」なんです(笑)。音楽再生を頼んでも、曲名を言い終わる前に処理を始めてしまったり、逆に解説が長すぎたり。また、アプリを起動できても「ロックを解除してください」と言われることが多く、結局手で操作したほうが早いと感じてしまいました。


2. 音声入力:iPhone vs Pixel どっちが買い?

勝間和代さんが絶賛していた音声入力ですが、標準のキーボード(Gboard)で比較すると、意外にもiPhone(iOS)の方が使いやすいと感じました。

  • 入力の継続性: iPhoneは無音が続かない限り止まらずに入力できますが、Pixelは途中で止まってしまうことがあり、少しストレスを感じます。

  • 改行コマンド: Pixelも「次の行」と言えば改行してくれますが、その後に喋り出すと改行が消えて元に戻ってしまうなど、挙動が不安定な場面がありました。

ただし、「ボイスメモ(レコーダー)」の文字起こしは両者とも素晴らしい精度です。Pixelは録音と同時にリアルタイムでテキスト化されるのが便利ですが、iPhoneは録音後に編集(上書き録音など)ができる強みがあり、一長一短という印象です。


3. カメラ性能:15万円と6万円の壁

カメラについては、やはり15万円以上するiPhoneに軍配が上がります。

  • 暗所撮影: iPhoneは暗い場所でも明るく補正されますが、Pixel 9aは全体的に暗い印象。

  • 動画の手ブレ補正: iPhoneの「神がかった安定感」に比べると、Pixelは少し物足りなさを感じます。

もちろん、Pixelでも十分綺麗に撮れますし、不要なものを消去する編集機能などは便利ですが、YouTuberのようにこだわって撮影するならiPhone一択かなと思います。


4. ユーザーインターフェースと容量

長年iPhoneを使っていると、iCloudによるデータの同期や、大容量(1TBなど)の選択肢がある安心感は大きいです。 アプリの数や使い勝手も、やはりiPhoneの方が洗練されていると感じる場面が多く、Androidへの完全移行にはまだ勇気がいりそうです。


まとめ:Pixel 9aは「買い」なのか?

1ヶ月使ってみた僕の結論は、「AIの進化は凄まじいが、スマホとしての完成度はまだiPhoneが上」です。

特に期待していたオフラインAIや音声入力については、期待値が高すぎたせいか、今のところiPhoneの方がストレスなく使えています。

ただ、Geminiのようなクラウド型AIの回答精度は目を見張るものがあり、今後の進化には非常に期待しています。

「iPhoneに飽きてきたけれど、AIで何ができるか試してみたい」という方には、サブ機として非常に面白い選択肢になるはずです。