カメラ

ソニーVlogcam「ZV-E10」レビュー!!〜キャノンKissMと比較して点数を付けて見る〜

ZV-E10が届いて、早くも1か月を過ぎました。
今でも、いろいろとトライアルを楽しんでいるのですが、

やっぱ凄い使いやすいです

7万円という破格のカメラにこれだけ本格的な動画機能がギュッと詰められている……。

今までのカメラではありえませんでした。

それがどのようなものなのか
主に今までのメイン機キャノンのKissMと比較を通して

レビューしてみたいと思います。

 

すごいと思う理由

その凄いの正体……

端的に言います。

  1. USB給電・充電機能それと
  2. AF性能

この2つです。

一つひとつ見ていきましょう

USB充電・給電機能

 

これ、凄く良い!

この機能を簡単に説明すると

USB充電とは、カメラのバッテリーを抜き出すことなしにカメラ付属のUSB-C端子から充電できる機能で、

USB給電はバッテリー残量が減っていても、カメラのUSB-C端子経由で給電しながらカメラを撮影できるという機能。

このようにモバイルバッテリーからも給電できます

 

たった、これだけの機能ですが
このような格安機に搭載されることなんて今までなかったのです。

なにを今更…。
おそらくソニーユーザーの方はそうお思いでしょうが、

KissMユーザーからすると、これはやはり凄いこと。

撮影が終わったら、その場でUSBケーブルをカメラにつないでおくだけで、次回は満充電から撮影を始められます。

これが、KissMではUSB充電に対応していないため、いちいち充電器を取り出して、充電しなければなりません。

チョー面倒です。

予備バッテリーを何個か用意しておけば、もちろんバッテリー切れには直ぐに対応はできますが、それでも充電する必要はあるので、充電器の出し入れや、後片付けなどの手間がかかるのです。

些細なことですが、使えば使うほど、この欠点が気になるようになってきました。

また、毎日充電しないので、バッテリーが少なくなっていることを見逃してしまうと、撮影中にバッテリー切れになることもしばしばです。

それが、この2つの機能があるおかげでなくなることが
一番ありがたかったのです。

AF性能

ついでAF性能

これは
おそらく業界一でしょう

とにかく早く合焦して気持ちよく撮影できます。

どのカメラもシャッターボタンを半押しするとAFが合焦してくれるようにはなっているのです。

でも、静止画撮影ならともかく動画撮影では、そんな半押しするような余裕はありません
被写体にカメラを向ければ、自動的に合焦してくれなければ使い物になりません。

それがソニー製のカメラは群を抜いて良いと思います。

また、
AFスピードを変更できたり
瞳AFなどの細かな設定ができたりと、設定項目がかなりあることにも驚きで

じっさいに使うかどうかはともかく、このへんに本気度を感じます

また、
商品紹介機能や瞳AFを即座に切り替えできるなど、プロ機に近い仕上がりだと感じます。

KissMのAFスピードも十分早いとは思いますが、この細やかさには脱帽です。

何度も言いますが、
この価格帯のカメラに搭載されていることがすごいと思うのです。

評価してみる

 

特に気になった機能について紹介してみました。

ただ、
カメラは充電とAF性能だけでは評価できません。いろんな項目があって、それを相対的に評価する必要があると思います。

そこで、ここからは、
よくある雑誌の評点方式のようにいくつかの主要分類に分けて両機を採点したいと思います。

両方のカメラを所有している僕が、それぞれの項目をどう評価しているのか、ご参考にしていただけたらと思います。

5点満点での評価です。

※個人的な、しかも独断と偏見に満ちた評価となることをお許しください

ZV-E10を評価する

まずは、ソニーZV-E10から評価してみます

 

画質 3.5点

 

レンズ次第なので、ここは評価が難しいところ。
でも、あえて言うと、

昔からソニーの画質は薄味であっさりしていて。色も暗めが多い印象がして、あまり好きではありません。

ただ、ソニーのEマウントレンズはサードパーティ製を含めると、かなりの数のレンズが販売されていて、これが高評価で

これだけ高性能なレンズがたくさんあれば、多少カメラ本体の画像エンジンが古くても良い映像がとれようというものです。

以上、総合的に勘案して、標準よりやや良い3.5という評価にした次第です。

操作性 3.0点

 

カメラがシンプルに創られている分、ボタン類が少ないのがちょっと厳しいなと思いました。

せっかく設定でいろんなボタンをカスタマイズできるようにはなっているのに、数が少なくてはどうしようもない。

自撮りで撮影中に前から設定をいじろうとしても、前面に見えるボタンはわずかなので、操作しづらいです。

また、メニュー体系も結構複雑でわかりにくく、それが操作をやりにくくしている面があります。

かと言って悪いとまでは言えないので、普通の3点という評価です。

バッテリー 4.6点

 

先ほど説明したとおり、
USB充電、USB給電ができる時点でこれは満点に近いです

これだけの格安カメラでこの機能がついているのは、非常にお買い得です。

ただし、バッテリー持ちは普通なのでやや点数を落としました。

AF性能 4.6点

 

これも先ほど説明のとおり素晴らしいの一言

YOUTUBEにつかうカメラは、AF性能がお粗末では、撮影に苦労しますから、これは非常に大切です。

特にZV-E10は動画用に作られているので、非常に使いやすいと思います。

ただ、AF合焦した際に確認しずらいこともあるので、満点かというとそうでもなく、ややマイナスしました。

手ブレ補正 3.7点

 

手ブレ補正は、アクティブモードで撮影するとかなり効きます。
ただ、クロップ率が高いので、あまり常用したいとは思いません。

しかし、ソニーが出しているCatalystという無料アプリを使えば、撮影後の映像はブレブレでも、パソコンでかなり性能の良い補正の効いた動画に作り直すことができます。

なので、手ぶれ補正オフで撮影しても後で補正すればOKです。

そこまで考えると補正機能はなかなかのものですが

やはり手間がかかってしまうのがマイナスで、GoproやiPhoneの補正にはかないません。

普通より多少いい程度の感覚だと思っています。

リモート撮影  3.5点

 

タブレットやスマホ、パソコンと接続して、映像を大きな画面で見ながら動画や静止画を撮影する機能がこのリモート撮影。

とくに一人で撮影をこなすことが多いYOUTUBERには重宝される機能だと思います。

ZV-E10では専用ソフトを使って利用が可能ですが

有線接続 … パソコンのみ
無線接続 … スマホ、タブレット、パソコン

こんな感じで端末ごとに使える方式が違います。

この有線と無線のどこが違うかというと、
やはり安定性でして、

有線接続は安定して撮影ができるのに比べ

無線(Wifi)接続では画像が遅延したり、切れて見えなくなったり、ひどい場合は立ち上げの段階から繋がらないなど不安定な面が目立ちます。

また、無線接続するには、あらかじめカメラ側の設定メニューからスマホでリモート撮影をするかPCリモートにするかの設定が必要で

そのほか、パソコン側の操作もややこしく、慣れが必要で、面倒臭く感じます。

使えないことはないのですが、ややこしいので使いたいと思わないのが実情です。

なので、まあまあの3.5点にしました。

音声録音 3.5点

 

ZV-E10の内蔵マイクは、ステレオマイクが内蔵されていて、風防が付属するなどかなりの力の入れようなのですが、

正直、あまり良いとは思いません。

確かにクリアに聞こえるのですが、音質が細く、かなり録音レベルを上げないと聞こえません。

また、録音レベルの自動調整機能がなく、手動でその都度設定しないといけない点もマイナスで

例えば、僕の場合、外部マイクでの録音の適正値はおおむね16ですが、内蔵マイクを使う場合はレベルはおおよそ26に設定しないと音量不足になります。

この外部マイクと内蔵マイクの録音レベルの差があまりに大きすぎるのが、使いにくさの元凶で

例えば

外部マイクを使っていて、たまに内蔵マイクを至急で使って撮影しようとした場合、よくこのレベル調整を忘れてしまって、ボリューム不足でせっかくの撮影がふいになることがしばしばありました。

蚊が鳴くような微かな音しか聞こえなかったりするのです。

それと、モニターに音量のレベルメーターが表示されるのは便利なのですが、

外部マイクと接続されているのか、内蔵マイクで撮影中なのかが分かりにくく、

見分ける方法としては
風音低減アイコンが表示されるかどうか
もしくは、
マイクを直接触って音声レベルの動き方などで見分けるしかなく、分かりやすくしてほしいものです。

購入前はソニーのカメラなので、録音機能はすごいんだろうなと思っていましたが(ICレコーダーなどを多数販売しているメーカーです)、大したことなかったですね……・

ってことで、総合的に見て多少良いとの評価。3.5点としました。

液晶モニター 3.0

 

動画撮影中に赤く点灯したり、機能性はまあまあなモニターですが、

画面が小さいためにAFが合唱しているのかどうかわかりにくく、視認性はあまりよくないと思います。

なので普通の3.0の評価としました。

 

KissMを採点してみる

同様にKissMでも採点してみます。

画質  3.5点

 

発色具合など明るくて好きな画質です

ただ、このカメラはレンズラインナップが少なく、サードパーティからもレンズがあまり発売されていません。

ミラーレスカメラの画質は半分以上がレンズ次第なので、この分減点になる感じがします。

ただ、純正として用意されている数少ないレンズたちはどれも優れたレンズが多く、質の高い撮影ができます。

この辺りを総合的に勘案すると、まあ、良いって感じです。

3.5としました。

操作性 4.5点

 

液晶をタブレットのように指で操作できるので、非常に扱いやすく、自撮り撮影中も液晶ボタンからサクッと設定を変更できます。

ここは非常に大きなプラス評価です。

ただ、そもそも設定項目がそれほど多くないので、その辺りを勘案して、多少マイナスをしました。

バッテリー 2.8点

 

持ちはあまりよくありません。

ただ小型カメラなので、仕方がない面もあるかとは思います。

また、
先ほど触れましたが、USB充電に対応していないため、バッテリーを充電するのが面倒くさく、よく撮影中にバッテリー切れになります。

今時のカメラ、USB給電機能はともかく、USB充電には対応しているカメラは増えているので、なんとかしてほしいと思います。

多少厳しい評価、2.8としました。

AF性能 4.3点

 

決してZV-E10に負けていません。十分早いですし、精度も遜色ないと思います。

ただ、やはり商品紹介機能などの付加機能がなく、その辺を考えると若干マイナスかな、と思います。

すごく良いとは言えないのかもしれませんが、個人的に十分と思いますので、そこそこ良い評価としました。

手ブレ補正  3.0点

 

普通です。

なんとか見れるって感じで
こんにゃく現象も起きますし、良いとは言えません

ただ、古いし格安なカメラなので、いたしかたないのでしょう。

あまり歩きながらの撮影には向いてないと思います。

リモート撮影 3.5点

 

ZV-E10とほぼ互角です。

やり方は2とおり

有線接続 … パソコンのみ
無線接続 … スマホ、タブレット、パソコン

専用ソフトを使うと、こんな感じで使えます。この辺りも全くZV-E10と同じ。

無線で接続すると
多少、画像遅延しますし、操作メニューも使いやすいとは言えません。でも、まあどのメーカーもこんな感じでしょうか。

パソコンでの有線接続は十分実用的です。

ただ、パソコンは重く気軽に持ち運びできませんので、タブレット、スマホでも有線接続で利用できるようにしてほしいです。

スマホやタブレットでも、使えないことはないですが、無線接続は、正直安心感はないので
普通より多少マシ、ていどの評価で3.5としました。

音声録音 4.2点

 

外部マイクで録音が可能で、自動でレベル調整してくれるので、レベル調整は非常に楽。ほぼ失敗することがありません。

また、内蔵マイク(ステレオ)の性能がよくって、良く音を拾ってくれる点も高評価です。
個人差もあるのでしょうが、パンチのある良い音が録れると思っています。

いまいちな点は、音声のレベルメーターが通常表示では、表示されないということと、

ZV-E10も同じですが、外部マイクが接続されているのかどうかが分かりにくい点です。

個人的にはZV-E10より断然扱いやすいです。

液晶 4.0点

 

見やすくタッチ操作が可能なので使いやすい液晶です。

差が出てくるのが自撮りで撮影するときで、液晶を手元に向けて、タッチ操作で露出やF値、ISOなどを変更できるのは非常に便利です。

なぜ他のメーカーがこれをしないのか不思議に思っています。

ただ、画面が小さいのが若干マイナス

明るさとか視認性はカメラが小さいのでこんなものだろうと思っています。

 

評価をまとめてみる

以上、両機を点数だけで比較してみるとこうなります。

ZV-E10 KissM
画質 3.5 3.5
操作性 3.0 4.5
バッテリー 4.6 2.8
AF性能 4.6 4.3
手ぶれ補正 3.7 3.0
リモート撮影 3.5 3.5
音声録音 3.5 4.2
液晶モニター 3.0 4.0
合 計 29.4 29.8

ほぼ互角

ただ、これは単純に加算した場合のことで、

やはり使い方により、各項目の重要度が違いますから、これを加味しないと妥当な評価とは言えないでしょう。

僕の場合、カメラに求める重要度はこんな感じ

1、バッテリー
2、AF性能
3、音声録音
4、操作性

この順序かなと思っていまして、

画質なんてAPS-Cならそう変わりはありませんし、レンズ次第ということもあります。

また、手ぶれ補正についても、個人的にこの大きなカメラで外で撮影しようとは思っていないので、あまり気にしません。

なので、冒頭にも説明したUSB充電・給電機能。

これが搭載されているZV-E10の評価が俄然高くなってしまうのです。

これが出来るだけで、使い勝手が大きく違ってくる。

だから
ZV-E10というカメラは、ほぼ欠点のない使いやすいオールラウンド的なカメラだというのが僕の認識なのです

このカメラをおすすめできる人

 

ズバリYOUTUBE初心者、つまり僕のような人たちで、

しかも室内撮りが中心の方には特におすすめだと思います。

外撮り中心なら、Dji pocket2の方がいいのではないかと。やはりブレ補正は本職にはかないません。

カメラは適材適所、一つのカメラですべて賄おうとは決して思わないことです。

おすすめできるレンズ

 

そして、このカメラにつけるレンズですが

正直、キットレンズ(E PZ16-50mm)はおすすめしません。

確かに軽くて小さいので、全く活用方法がないかというとそんなことはないのですが、

例えば、
広角端で撮影の際に、フォーカスが合っているかどうかが確認しずらいとか、

被写体を大きく写し出すことはできますが、最短撮影距離が結構長いので、後ろに下がってからズームを使って撮影しないといけなかったり

とにかく
操作性は悪いと思います。

また、パワーズームなので、操作してもまったく楽しくない(^ ^)

もし、YOUTUBEの特に商品レビューに必要なレンズを1本だけ選ぶとしたら

僕だったら、こんな条件で探します。


1、10mm-20mmまでの広角主体のレンズ

2、寄れるレンズ
3、明るくある程度綺麗にボケてくれるレンズ
4、10万円以内

これに沿って良いと思うレンズは

一番のおすすめはこれ

アマゾン価格:79800円

ズームレンズで明るく使いやすいレンズです。

僕は所有していませんが、本当はこれが欲しかった。

超広角ズームでF値が2.8通しのレンズなんて、まさに理想的。さらに、結構寄れるレンズのようなのである程度の接写もできそうです。

難点はお値段が多少高い点(8万円ほど)

とやや大きい点でしょうか。

お金に余裕のある方は、これがおすすめだと思っています。

 

2番目はこれ

Amazon価格:40,700円 中古:33,420円

一番の魅力は安いこと。
中古なら3万円ちょっとで手に入ります。
また、F値が1.4と明るく、綺麗にボケてくれますし、しかも16mmと広角

良いことづくめの神レンズなのです。

僕はKissM用のを持っているので購入しませんでしたが、

間違いなく一本は持っておいた方が良いレンズだと思います。

難点は、とにかく大きく重いこと。
なので室内メインの方ならベストだと思います。

 

3つめはこれ

アマゾン価格:77,265円

僕も購入したサムヤンのF2.0の明るいレンズです。
画角が12mmと超広角でとにかく使いやすい。

小さく軽く常用レンズとしてもピッタリで

お値段は通常49000円程度で購入できます(なぜか今アマゾンでは異常な高値になってますが)。

ただ、このレンズ、露出関連のバグがあるようで、

最近、メーカーが改善のためのファームウエアを用意してくれているので、アップデート後のものを購入された方がいいかもしれません。

僕は、症状がでてはいないのですが、メーカー側に修理に出せば、無料でアップデートしてくれるようなので、近いうちに修理にだそうかと思っています。

1本でほぼオールラウンドにこなしてくれる良いレンズです。

まとめ

 

購入前は、ZV-E10の方が圧倒的に優れていると思っていました。

しかし、

こうやって比較してみると、実はKissMって良いカメラなんですよ。
画質、操作性、その他の項目ともまったく引けを取らず優秀です。

ただ、バッテリーがUSB充電に対応していないというのが致命的で。

おそらくこれに対応していたら、ZV-E10は買わなくても良かったと思うほどです。

逆に言えば、
ほんとZV-E10ってそつなく何でもこなしてくれるオールマイティな非常にコスパに優れたマシンなので、おすすめだということです。

多少偏った評価かもしれませんが、何かの参考にしていただくと幸いです。

 

いざ!創らん 主筆
この記事を書いた人のプロフィール
大学卒業後、某金融機関に就職。ノルマノルマで明け暮れる日々を過ごすが、ただ闇雲にマニュアル人間のごとく仕事をするのが嫌になり転職。

どうやったら著名なクリエイターのように優れたものを創ることができるのか、どうやったら素晴らしい仕事をやり遂げることができるのか、

それを模索するためにこのブログを立ち上げました。

いろんなトライアルを繰り返しながら、みなさんに共有できるノウハウを記事にしていけたら、と思っています。