表題のとおり、Windowsの往年の人気ソフトWZエディターにMac版が発売されました。
パチパチパチ!
Windowsでさんざ使っていたエディタなので、
早速トライアル版をインストールして使ってますが、10年前に戻った感覚です。
なんだろう、21世紀に20世紀の文具をつかっているような、そんな不思議な感覚。
でも、やっぱ凄い。やっぱ良いですよ。これ。
名作と言われるだけのことはあります。
どんなものか紹介してみたいと思います。
ファーストインプレッション
Windows版をそのままMacに移行している感じ。
それが一番に感じたことです。
Windows版を今は使っていないので、比較はできないのですが、設定が表示タブから行ったり、メニュー表示も意味不明?の専門用語がたくさん表示されるあたり、昔のイメージそのまま。(決して悪口ではありません…)
Mac版の発売の際は、多少カスタマイズされて出てくるのかと思いきや、そうではないようです。
以下その特徴的だったところをいくつか
ざっと使ってみて印象にのことった点をいくつか上げてみます
やっぱ見出機能が秀逸
見出しががこのアプリのウリです。
元祖といっても良い。
でも、ただ見出しが表示出来る機能なら、今では無料で使えるPagesでも使えるし、Coteditorでも使えます。
WZのそれは、見出し自体の移動ができて、見出しフォント自体を変えたり、大きさ・色、背景色、右寄せ左寄せなどきめ細かな設定ができるのです。
まあ、Windowsではこの手のことはできるアプリも結構あるのでしょうが、Macがこれができるというのは素晴らしい。
箇条書き表現の豊富さ
箇条書きの表現もいろいろな設定が可能で、本文を字下げしたり、色を変えたり、これも見出しと同じようにカスタマイズ可能です。
設定でいろんな表現が可能に
その他、カスタマイズ出来る項目は多岐にわたり、とても簡単には説明できませんが、詳細をカスタマイズできるエディターというのがこのエディタの本骨頂です。
購入するには
ネットからダウンロード決済をするのですが、以前からのユーザーは優待販売を受けることができます。
・ 通常版は税込み 8580円
・ バージョン10に登録ユーザは税込み 6380円
・ バージョン6-9登録ユーザは税込み 7480円
このの三本立てです。
※なお、1ライセンスでは個人は3つのMacで利用可能ですが、法人は1つのMacのみとなるようです。
まとめ
しかし、問題が。
バグと思われる症状が多発します。
勝手に全画面表示に切り替わっていたり、または、画面が表示されないとか。最悪なのがファイル自体が飛んでしまったりアプリが起動できなくなる症状も…。
トライアル版のせいなのでしょうか。
バージョンを調べてみると現在1.00なので、バグがあるのは仕方がないのですが、多少不安ですね。
そもそもがMacの文化に馴染むのでしょうか?
おわかりの通り、Mac系アプリの特徴は取説によらず、いきなり操作しても直感的に操作できるのがウリだったはず。
でも、このWZは違う思想。
自分好みに使うには、細かな設定をしつくさないとなかなか使いこなせません。
この辺も含めて今後、どのようにバージョンアップしていくのかが楽しみです。
1ヶ月は無料で使えますので、興味のある方はぜひダウンロードして見てください。
ただし、よーく注意して…。