僕がGOPROを買ったのは、手持ちではなく手ぶらな状態で撮影をしたかったからです。
街並みを撮影したり、旅先でいろんな催しを見学する際に、
ずっとビデオカメラを手で持って撮影するなんて、疲れますし、シャッターチャンスも逃してしまう可能性が高くなる。
もっと自然なスタイルで思いもかけないような素晴らしい映像を撮影できたら素晴らしいじゃないですか。
手持ちならスマホも性能が上がっているし、デジカメのほうが画質が良い。
Goproで手持ち撮影をするメリットを僕は感じません。
土台が大切
しかし、いろいろやってみると、結構難しい。
なぜなら、どんなにカメラのブレ補正が優秀でも、土台がブレたりユラユラ動いたりしてしまっては元も子もないのです。
典型的なのがバッグに固定して撮影してみたケース。グッドアイデアだと勢いこんで試してみたものの、映像を見てがっかりということがありました。
歩く際は両手を交互に振りながら歩くので、その振動でバッグも縦横四方に動いてしまい「土台」が揺れてしまうのです。
「土台」が大事。
これをどうするかが決め手なのだと悟りました。
色々やってみた
世間でよく推奨されている手ぶら撮影のスタイルは大きく3つ。
1,クリップマウント
クリップマウントというアクセサリーを使ってバックパックや帽子などに固定して撮影するスタイル。これを推す人が一番多いようです。
ただ、バッグパックも結構揺れるので、どの部分に固定するかで大違いです。
2,ネックマウント
Gopro使いにはこのアクセサリーを持っている人もかなり多いようです。首に下げて撮影を可能にするスグレモノです。ゆっくり歩けば結構優秀な画が取れます。また、グッズとしてもいろんなことに応用できていいなと思います。
3,チェストマウントハーネス
この製品自体はまだ持っていないのですが、胸の真ん中にGoproを取り付けて、マラソンなど走りながら撮影できる、というもの。
で、1,2については個人的にも試してみたのですが、
やはり、
仰々しくて恥ずかしい、かな……。
どうみてもオタク。いや変人にしか見えない。
いや、なにか特殊なキャンペーン、展示会、マラソンなどに参加して撮影するにはいいのでしょうが、普段遣い・街歩きでこれをやるには、ちょっと抵抗があるな、というのが正直な感想です。
水平・垂直方向の調整の問題
それ以外にも大きな問題がありまして、
単純にそれ用のアクセサリーを使って固定するだけではダメなのです。斜めになったり、横にズレたり。水平方向、垂直方向を微妙に調整する必要があります。
なので
こういった器具が必要になる。
ボールが入ったコネクターです。これだと縦横の微調整が可能です。
ただこういったものを付けると装備全体が大きくゴツくなるし、ネジがいっぱい見えて不格好です。
うーん。
スタビライザーという方法が単純な解決法のようにも思えるのですが、ただ、これだと装備が大きくなるし、余計な充電作業も発生する。
Goproの良さが消えてしまうように思えるのです。
シャツのポケットに入れて撮影
で、最終的に落ち着いたのが、
シャツのポケットにGoproを入れて撮影するスタイル。
これなら、目立たないし、変態とも思われない(^^)。
さり気なく撮影することが可能です(但し撮影場所には注意が必要です)。
常時、ひっそりとシャツにGoproをしのばせておいて、録画が必要なときは、サクッと録画ボタンを押すだけで録画がスタートできます。
あとは手ぶら。撮影も簡単。非常に便利です。
でも、簡単そうに見えて、ただGoproをシャツに入れるだけでは、このスタイルは実現できません。
カメラのレンズがちょうどポケットの上にのぞくように、Goproにアクセサリーを付けて高さを調整する必要がありますし、先程言ったように縦横の方向も微調整する仕組みが必要なのです。
具体的にはこんな感じ。
①三脚ネジの変換アダプター
Gopro を三脚ネジのついたものに固定できるアダプターです。
②雲台
普通のデジカメで使う、三脚ネジ対応の雲台です。これを使うことによって、上下左右の方向を微調整できるようになります。
③手に巻き付けられる紐
スマホスタビライザーを購入した時に付いてきた部品。
どこでもありそうな紐ですが、そうではありません。滑らかな手触り感、剛性もあり重宝します。
基本はストラップの役割ですが、シャツの中にいれればカメラが動かないように半固定する役割も担えます。
④ストラップネジ
先程のストラップの紐を固定するのに必要です。ネットで探すとこのようなネジも数種類売っています。
これでポケットに入れるとちょうどいい高さになります。
見た目も良いし、結構こじんまりとまとまっているので気軽にバッグに放り込めて良いなと思っています。
まとめ
ということで、
いろんなアクセサリーを買いましたが、やっとこれで一段落です。
基本、このスタイルで撮影して、時々に応じて、クリップマウントを使ったり、ネックストラップを使ったり。臨機応変に対応できたら、と思っています。
最近は、結構な数のGoproアクセサリーが溜まってきたので、これをどう組み合わせて撮影しようか思案するのがひそかな楽しみになっています。
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