2つのキャップレス万年筆を比較してみた。

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最近、もう一つのキャップレス万年筆を手に入れました!

パイロット 万年筆 キャップレス FCN1MRBF ブラック
パイロットコーポレーション
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ペン先が特殊合金でできているタイプです(安い方のタイプといったほうが早いかも:以下合金)。

GR010012

特殊合金のペン先の、安い方のキャップレス。結構格好いい。

先月、デパートの万年筆売り場に行く機会がありまして、かねてから興味のあったこの合金タイプのキャップレスを試し書きさせてもらったのです。

印象は「あら、スラスラ書ける」といったものでした。

カリカリせずに滑らかに書ける、18金のやつより良いじゃん!そう思った僕は即買いしてしまいました。

18Kのタイプ(以下18K)を既に持っているので2つ目となったわけですが、どこがどう違うのか、今から購入検討されている方のためにも書いてみたいと思います。

もう一つの18Kのキャップレスがこちら。

パイロット 万年筆 キャップレス FC18SRBMEF 極細字 マットブラック
㈱パイロットコーポレーション
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改めて自宅で使ってみると、書き味がちょっと違う

外見と使用感

大きさ・太さ・重さはほとんど同じようです。
ただ、使っていると合金の方がやや大きく感じます。

GR010011

上が今回購入した合金。下が18Kのキャップレス。

18Kは触った感触がややザラメで滑りにくいのに対し、合金のほうはツルツルした材質なのでそう感じたのかもしれません。

個人的にはどっちもどっちでしょう。デザイン的には18Kはマットブラックで渋すぎで、合金のほうが万年筆らしくて僕の好みです。

書き味

問題はこの部分。

実はデパートでパイロットの「カスタム」という定番の万年筆(極細)も試し書きさせてもらったのですが、驚いたのはキャップレスの極細よりも書いた字が断然太かったのです。

同じメーカーの同じ極細で、太さが違う……って。

この驚愕の出来事に唖然としてしまいました。

その辺のところを店員さんに聞くと、
「同じ極細でもペン先の太さや硬さで太さは違うんですよ」
当たり前のように言われてしまいました。

確かに言われるとカスタムのペン先はどれも大きくて立派です。対してキャップレスのそれは非常に小さい。

GR010010

いろんな万年筆のペン先を比較してみました。左からサファリ(極細)、キャップレス18K(極細)、キャップレス合金(細)、パイロット14K。キャップレスのペン先の細さがわかります。

でも、素人から見れば
同じメーカーで同じ規格なら同じ太さだろうと思うでしょ。普通。

キャップレスが非常に繊細に書けるのはじつは細いペン先にあったのだとその時初めて納得しました。

だから、この2つのキャップレスを比較する場合もペン先の大きさと柔らかさを念頭において比較する必要があります(大きさは一緒です)。

また、18KのタイプはEF(極細)であるのに対し、合金の方はF(細)なので残念ながら正確な比較はできません(合金の方に極細はないのです)。
非常に無謀で大雑把な比較になることをお許し下さい。
あくまで購入する場合の参考ということです。
そういうことで改めて試し書きをしてみたのですが、
実は大きな普通の字を書く場合は両者にそれほど違いはわかりませんでした。

合金のほうがペン先は硬いわけですから、カリカリ感は薄くスラスラと書けるように思えます。それは、デパートで試し書きした通りです。

しかし、これが小さな字を書く場合に一変します

18Kの方はカリカリ感はあるのですが、細かく繊細に字が書けます。字の払いやハネ、丸みの部分など、細く繊細です。対して、合金のほうはこの調整ができずどことなく無骨なサインペンのような字面になります。

まぁ、18Kはそもそも極細なのですから当たり前といえば、当たり前です。
でもさっきも言ったように、ペン先の柔らかさで字面も大きく変化するそうなのですから、そう考えると妙に納得します。

ただ、書く時はそうなのですが、書いた結果を見てみると僕の字がヘタなせいかもしれませんが両者にそう変わりはありません。後で見直すとどっちで書いた字なのかはわかりません(あくまで僕の場合です……)。

どちらが買いなのか

では、購入する場合にどちらがお勧めかというと、できるなら18Kの極細を購入されることをおすすめします。

やはり、あれほど細く繊細な字が書けるというのは一緒の衝撃です(ちょっと大げさですが)。
僕がいままで使った万年筆であれほど綺麗で細い字面で文字が書けるものはありませんでした。
特に手帳などに小さな字を書かれる人は断然、18Kの極細を選ぶべきです。
また、いままで万年筆を使ってこなかった人は、これほど万年筆って良い筆記具だったのかと思い直すでしょう。

合金のほうも決して悪いと言うわけではありません。

良いペンです。スラスラ書けますし、さっきも書いたように結果的には、書いた後はほとんどどちらで書いたのか分からないくらいなのですから。

最後に

このキャップレス万年筆、個人的には非常に良いペンだと思うのですが、最大の問題点は
クリップ部分を持って書かなければならない特殊なペンだということです。

これだけで「☓」という人も多分おられるでしょう。

僕でさえその日の気分によってはペンが持ちづらく、クリップが非常に邪魔で書きづらく感じることがあります。
万年筆初心者なのでこんなものかと思えば柔軟に対応できるのですが、万年筆をずっと使ってこられた方は抵抗があるかもしれません。

だから、購入の際は絶対に試し書きして確かめてからの購入をお勧めします。

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