Egword Universal2(以下Egword)が発売になって早1ヶ月。売れ行きも好調のようで、素晴らしいソフトだとの噂がどんどん広がっています。
https://itunes.apple.com/jp/app/Egword Universal2-universal-2/id1272842196?mt=12
特徴としては縦書きの日本語入力に非常に合うワープロだというのが、もっぱらの評ですが、最近、僕はEgwordをこんな風に使うことが多くなっています。
上図のように付箋思考術をEgword上でやっています。
用紙一面に思いつくままアイデアをどんどん付箋のように書き込んでいき、アイデアをまとめていく……というやり方。
今まではこれをScappleというマインドマップの専用ソフトでやっていました。それがいつの間にか使わなくなり、Egwordでやるようになってしまったというわけです。
なにが優れているのか
Egwordのどこが優れているのでしょうか?
1,リッチテキスト
Scappleは思いついたアイデアを間髪をおかずに入力できる利点があるものの、テキスト形式なので文字を強調したり装飾することが苦手です。
対して、Egwordはリッチテキストで入力できるし、図形も好きなものを配置できますから、
文字の装飾、レイアウトの構成が自由自在で、より視覚的にアイデアを整理することができます。
2,シンプルな操作性
実は、同様なことなら、PagesでもWordでもあらかたできてしまいます。基本ワープロですから似たようなものです。
でも、ワードにしろPagesにしろ、基本が高機能で複雑すぎるワープロですから、Egwordほどスムーズに図形や文字をバランス良く配置できないように感じます。
また、ワープロには珍しくレイヤー機能が備わっていることもその拡張性を広げています。
この辺は、非常に些細な事情なので、実際に使ってみないと説明は難しいところですが、Egwordの場合、その機能のシンプルさが非常に際立っているように思えるのです。
3,リアルな付箋より使いやすい
リアルなアナログ付箋を思考に使う場合、
糊面の一部分が剥がれてしまったり、紙が縒れてしまったり、用紙自体が糊でべとついたりと、ダメな点が結構気になるものです。
それと、個人的な問題ですが、実は僕は字が汚い(せっかちなので字が震えてしまう)。
汚い文字で書いた文字って、自分で書いた文字でも後で見返したくなくなるものです。そういう意味でもこの付箋を使ったデジタル思考ってのは僕に合っているのです。
まとめ
このようにEgwordって縦書きの日本語入力だけでなく、思考を繰り返しながら図解化して、それを見返しながらさらに思考を深めるのにも最適なソフトだと感じています。
とはいえ、個人的には、これだけが最高の思考法とは思っていません。
実際の思考の流れはあくまで
と振り子のようにデジタルとアナログの間を行ったり来たりするものだと認識しています。その中でないとクールなアイデアって生まれてこないんですねー。
今後も試行錯誤が続きそうです。