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音声録画機『DJI MIC2』 トランスミッター単品購入でも十分満足できる製品でした!!F2BTとの比較をまじえてレビュー

DJIMIC2という
YOUTUBERの間で人気の

32Bitフロート録音対応のオーディオレコーダーを
この間、購入してみました。

DJIはPocket3もAction4も持っていません。なぜ、レシーバーも付属しないトランスミッター単品を購入しかというと

これ単体でノイズの少ないクリーンな音質で録音できるということに加え、
1万円台と非常に安価だったからです。

 

なぜ購入したのか

左がF2BT右がDJI MIC2

 

実はZoomのF2BTという、同様に32ビットフロート録音できるレコーダーを持っていて、音質はもちろん十分満足していたのですが、

いくつか不満点がありました。

1つは、乾電池の管理が面倒くさいと思ったこと

電池の管理って結構面倒で

充電式の電池も継ぎ足し継ぎ足しで、何回も繰り返して使えるのは良いのですが、

1年も使っていると、いざ使うだんになって、容量が減っていたり。まったく使えなかったりします。

DJIMic2ならバッテリー駆動なので、そういうことがありません。

2つ目は異様な音量レベル

なぜか僕の持っているF2BTで録音すると音が異様に小さく録音されてしまうのです。普通に再生すると蚊の鳴くような音です。

動画編集ソフトでゲイン調整をすれば、全く問題ないレベルの音にすることはできますが、いちいち面倒くさい。

DJIMIC2で録音すれば、こういう問題ともおさらばで、普通の音量レベルで、しかも32ビットフロートのすごくクリーンな音で録音できます。

3つ目は取り回しの悪さ

F2BTは基本的にリベリアマイクを接続して使うのですが、ケーブルの長さが1m以上もあるリベリアマイクをつけるのが面倒くさくなってしまって

DJIMic2なら、マイクが本体に備わっているので、そういう面倒さは不要で
取り出して電源を入れれば、即録音できます。

 

ということで、

面倒くさがりの僕は、少しでも楽をしたくて、この新製品を手に入れた、という次第です。

しかし欠点も

ただ、実際に使ってみると悪い点もいくつかありました。

(1)現状のファームウエアバージョンが確認できない

ファームウエアをバージョンアップすることはできるのですが、

今のバージョンが幾つになっていて、バージョンアップが正常に行われたかどうかをトランスミッター単体では確認する術がないのです。

ひどい!

どうも
レシーバーやPocket3なり、Action4なりとワイヤレス接続すれば、確認できるようです。単品で購入する客など想定していなかったのでしょう。
メーカーに問い合わせて、なんとかせえと意見はいいましたが、さてどうなんでしょうか。

(2)iPhoneでBluetoothMICとして使えない

Bluetooth接続でマイクとして使えるというのが謳い文句の一つなのですが、

iPhoneでBt接続してみましたが、ほとんどのカメラアプリでマイクとして認識してくれません。

BlackMagicCameraという人気のカメラアプリを使えば、設定でDJIMIC2を認識することはできますが、ノイズが入っていたり、音が途切れたりと実用的ではありませんでした。

ということで、メリットもあれば、デメリットもある機械というのが、今の僕の認識です。

 

まとめ

欠点もありますが、
微細なこと。

僕にとっては、F2BTの欠点を補って余りある製品として非常に重宝しています。

1.素晴らしくクリーンな音質
2.ワンタップで録音できるシンプルさ
3.充電をはじめとしたUIの使いやすさ

とにかく素晴らしい。

単なる音声録音機なので、動画編集ソフト上で動画とオーディオの同期操作が必要ですが、あっという間で、それほど苦にはなりません。

レシーバー同包品なら3万円以上しますが、トランスミッターだけなら1万円中盤と安価に購入できます。

音質で迷っているYOUTUBERの方なら、試しに購入してみる価値は十分あると思います。