ここ数ヶ月。
アイデア出しにいろいろな種類のホワイトボードを試してきました。
A2、A3の壁掛けのホワイトボード。バタフライボードのA4、A5サイズ。NuBoardのようなノート形式のものや、100金のノートサイズのものなど…。
あっちに貼ったり、立て掛けたり、横にしたり縦にしたり。
ハードに使い倒して、試行錯誤した結果
ようやく結論のようなものが見えてきました。
本質は書いて眺める行為
結論から言うと、
ホワイトボードでアイデア出しをするコツってのは
立って眺めながら、
アイデアを書き足ししたり、修正したり。捻じ曲げてみたり…。書いては消すを繰り返すこと…。
眺めながら、
気づいたことを、チョットづつ修正して完成させる工程が
何よりも大切だったのだと気づいたのでした。
アイデア出しで使うホワイトボード
それを踏まえた上で、ココ数ヶ月つかってきたホワイトボードたちを評価した場合。つまり、アイデア出し限定で使う場合の評価がどうなのか。
独断と偏見のうえで各商品を評価してみたいと思います。
バタフライボードA3・A4 … ○
磁石がついているので、スチール製の棚などに貼って使えば、「どこでもホワイトボード」の完成です。
棚に貼ったボードに書きながら、眺めつつ修正を繰り返してアイデアを出すことが可能です。
良いんじゃないでしょうか。
(ノートのようにも使えますが、今では分離して別個のボードとして使っています)
持ち歩けるので、急場の会議とか、仕事中のToDoを貼っておいたりってことにも使えます。
但し、最大の弱点は書いたものが消しにくいってこと。
1,2日経つとなかなか消えてくれないことが多い。
専用ペンで書いたものはそうでもないですが、市販のペンで書くと特に消しにくく。
アルコールの除菌スプレーなどで拭き取れば最終的には消えるちゃ消えますが、面倒くさい。
ここをなんとかしてくれたらダントツで一番なのですが。これがために、評価は下がってしまいます。
アイデア出しって一日では終わる作業ではありませんから、この消えにくいってのは大きなマイナスポイントです。
Nuboardノートタイプ … x
ノートのように使うこの手のホワイトボード。
先程書いたように、立って眺めながらってのが基本難しいので、アイデア出しに使うには不向きだと思っています。
コンセプト的には面白いし、使い方次第ではいろいろな用途が考えられますが、アイデア出しには向いていないというのが個人的見解です(これに限らずノートタイプは向きません)。
それとバタフライボードと同じく、書いたものが数日立つと消しにくくなるのも弱点です。
A3のホワイトボード … ◎
A4の2倍がA3(あたり前か)。
大きさがイメージできるでしょうか。
この大きさが、1テーマを論じるのに最適な大きさだと思います。
このホワイトボードを数枚立て掛けておくと、複数のテーマごとに考えを進めることができます。
この大きさだと壁に立てかけても、机に置いても使えます。
非常に使いやすい大きさです。
なお、Amazonで購入したホワイトボードのリンクを貼らせていただいてますが、薄型でスマート、数日経過してもキレイに消すことができるオススメ品です。
A2サイズの壁掛けボード … ◎
もっともオススメしたいのがこのサイズ。
壁掛けホワイトボードは大きければ大きいほど良いのですが、自宅で使う場合は大きすぎるのは考えもの。
場所を取るし、所詮消耗品ですから、処分の際が大変。
でも、このサイズなら場所もそう取りませんし、処分の際も結構楽(裏地がダンボールの場合ですが)。
なにより、僕はこれを使うときが、一番アイデアが出やすい!
アイデア出しの際は、このホワイトボードの前に立ってウロチョロすると、何故か頭が活性化するのです。
オススメのホワイトボードペン
参考に、おすすめのペンについても触れておきます。
いろいろと購入して試しましたが、一番はPILOTのボードマスターS(極細)でした。
握りやすく書きやすく消しやすい。
極細なのでA2サイズまでの小さなホワイトボードに書くのに最適。紙のノートに書くように詳細に記入できます。
また、インクがなくなったら補充インクで継続使用できる点もGoodです。
但し、逆にA2超えの大型ホワイトボードでは、極細ペンの文字は見えにくくなりますから注意です。
あくまでA2サイズ程度のホワイトボードを一人で使う場合は…、という前提でオススメです。
まとめ
てなわけで独断と偏見で、ホワイトボードの使いみちについて一定の決着を観ました。
選ぶ際のポイントは、
・2,3日経っても消しやすいかどうか。
・壁などに立て掛けて眺めながら作業ができるかどうか
この2点です。
それと、バタフライボードやNuboardを外出の際に持ち出してカフェなどで使おうと思っていましたが、実際には使えていません。
紙のノートのほうが使いやすいのです。
というのも、小さなサイズのA5やA4サイズのボードに記入する際、どうしても手をボードに置きながら普通のボールペンのように書こうとするのですが、そうすると書いた文字に手が干渉して文字が消えてしまったりして書きにくく感じるからです。
ならば紙のノートに書いたほうがノンストレス。
今では、バタフライボードやNuboardは外出の際は持ち出さず、あくまで仕事部屋の中だけで使うようにしています。
参考にしていただけたら幸いです。