最近、A4サイズの4穴バインダーを仕事の持ち運びに使うようになりました。
僕の扱う多くの資料はパソコンで打ち出したものだったり、他人からもらったり、雑誌や新聞の切り抜きであったり。どれもサイズはほとんどがA4サイズ。
いままでは、それをクリアフォルダーに保管して管理していました。
でも、それでは一覧性に欠けて、なかなか見ようという意欲が湧いてこなかった。手に取るのが億劫になり、フォルダ内で肥やし状態ってのもあったりで。
そうではなく、常時雑誌をみるように気楽に資料を眺めながら、楽にアイデア出しをしたい…。それが一番の目的でした。
雑誌を見るように
雑誌を見るように、あるいはA5サイズやバイブルサイズのシステム手帳を操るように、A4の資料を自在にハンドリングしたい。
一番多くの方が利用しているのは2穴のリングバインダーでしょう。
どこの文具屋さんでも置いてありますし、格安でお手軽に資料を綴り込できるのが人気の秘密です。
しかし、真ん中の2つのリングでしか固定されていないので、資料に縦横のズレが発症しやすく、雑誌のようにめくるには難があります。保管だけならまだしも、資料を気軽に閲覧となるとちょっと、という物足りなさ感が強い。
4穴バインダーの利点
そこで、4穴バインダーの登場です。
すでに1ヶ月近く使っているのですが。これがなかなか良いのです。
1,システム手帳のように使える
4穴というのは、書類両端のリングでしっかり資料が固定されるので、安定してめくることができます。これなら、ちょっとカフェでゆっくりしながら資料をめくるってのも十分ありで、2穴リングとは雲泥の差です。
中の資料の抜き差し・順番の入れ替えももちろんあっという間です。
2,一覧性に富む
開くと、A4 2枚が見開きとなりますから、情報量がやはりすごい。また、その場で赤ペンを入れたり、付箋を貼ったりと、何でもOKです。
資料があっちいったりこっちいったり、というのもないので、落ち着いて作業に当たれます。
とにかく資料とにらめっこしないことには、アイデアは何も浮かびませんから、それには、この4穴バインダーは最適ではないでしょうか。
3,アイデアが出やすくなる?
いま盛んにiPadやEブックのようなデジタル機器で入力したり、閲覧したりということが流行っていますが、一時的にはそれも使えるとは思いますが、
僕に言わせるとあくまで一時的。
スポット的に思考を巡らすことはできるでしょうが、長期的にズッと考え続けるには難があると思います。
長く同じことを考え続ける。あるいは一つのテーマを深堀りしていって、アイデアを暫時補足追加していったりってのは、やはり紙に勝るものは今のところないと感じています。
おすすめの4穴バインダー
で、この4穴バインダーを実践するには専用バインダーを購入しないといけませんが、種類が圧倒的に少ないのです・ω・
大手の文具屋さんでも在庫を持っている店は少ないようで、ある大手文具屋さんで尋ねたところ「それ、なんですか?」と言われてしまいました。それほど今のところマイナーな製品のようです。
しかたなく、アマゾンでいくつか購入してみたのですが、大きすぎるし厚みがあるので、外出時に持ち運んだりする用途に使えるのはなかなかありません。
薄型で案外持ち運びに向いてるかな、と思って購入したのがこの2つ。セキセイ製のものと、エトランジェ・ディ・コスタリカ製のもの。両方ともおよそ1000円程度です。
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エトランジェのものは10mm厚と書いてあったので薄いバインダーかとおもいきや、そうではなく厚さはほぼ同じでした。(実測値 セキセイ製:28mm エトランジェ:30mm)
リング径はほぼ同じですが、大きく違うのはバインダーの硬さ。
セキセイ製は薄いプラスティックですが、エトランジェ製のは硬い厚紙で創られていて鋼鉄ように硬い。
ちなみに両方ともA4レポートパッドと比べるとかなり大きく、仕様上A4ジャストサイズとはならないようです(バックパックにギリギリ入る大きさ)。
バックパックの中に入れたかったので薄く小さいものを探したのですが、ほとんど同じサイズのものしか売られてないようです。
今のところの、おすすめはセキセイのバインダーです。
リング部分が一発で開くところがナイスで(閉じるときはリング部分を直接触れて閉じます)エトランジェ製はこれが両脇にあるボタンを両方押さないといけません。
また、バインダーは薄手のプラスティックで柔らかいので、バッグの中に薄く収納も可能(悪く言うと貧弱ですが)です。
エトランジェ製のものは先程説明したようにかなり硬い厚紙でできていて、良い意味で頑丈でときに下敷きにできたりするのですが、その分バッグの中にいれるとかさばってしまいます。
それと綴っている資料に直接筆記する際、リングの部分がどうしても凹んでしまって(どの製品も同じだと思う)筆記しにくく、このように硬い厚紙を自作して下敷き代わりにしています。こうすることで紙がへこまず、スムーズに筆記することができるようになります。
ちなみに手帳タイプの4穴バインダーも販売されてますが、いずれも大きすぎるのが難点で、かさばりそうなのでまだ手を出していません。
ただしFilofax製のものはAmazon’sChoiceマークがついていて、評価も良いので買いかもしれません。1万5千円ほどするのが悩みどころです。
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穴あけは簡単
穴あけはどうするんだろう?
これが買う前の疑問でした。
4穴専用の穴あけ器が必要かなと思っていたのですが、見回すと既に持っている2穴パンチで十分でした。
やり方は簡単。
多くの2穴パンチにはプラスティックのゲージがついているので、それを引き出します。A4 4穴の表示を確認したら、そこまで引っ張り出します。
用紙端をピッタリあわせてパンチ穴(2穴)を開けます。
用紙を裏返して反対側を同じ要領で穴を開けます。
このように4穴をあけることができました。
雑に穴をあけると、位置がずれてしまうので注意が必要です。そのうち、使用頻度が増えてきたら、4穴専用穴あけ器を購入したいと思います。
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まとめ
今までクリアファイルに入れてA4資料を持ち運んでいた時は、カフェで広げると資料があちこち散らかるし、場所をとるのであまり使うことはなかったのですが、
この4穴バインダーに変更したところ、気軽に開いて資料を読んだり、筆記したりができるようになりました。
非常に快適です。
ただ、こんな便利な4穴バインダーが市販されている種類が少ないのが非常に残念で…。
メーカーさんには頑張ってほしいところです。特に薄型で持ち運びしやすいものを作って欲しいです。
※ちなみに持ち運びでなく、自宅で保管する用途ならこれ↓↓↓が一番コスパが良いようです。自宅保管用で厚手の4穴ファイルは各社数は少ないですが存在します。
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2020/07/26追記 道具を2つ追加しました。
1つ目
カールの4穴パンチ
やはり慣れてくるとズボラになって、正確に折り曲げないまま穴を空けてしまうことが多くなりました。そうすると、後でページをめくるときに引っかかってめくりにくいと思うことが多くなります。
このパンチなら、そのようなことはまず無い!
一度に数枚をまとめて穴あけもしてくれるし。
非常にナイスです。
専門パンチは大違いです。
簡単シンプル(ま、当たりまえですが)。あっという間。
ただA4サイズ対応のパンチなので、大きく重い。
また、これだけしか使わないので、多少木偶の坊的な感じがしないわけではないですが、頻繁に穴を開けるようになったら、この道具はあったほうが良いと思います。
2つめ。
オフィスデポの4穴バインダー
これも前回記事中に予告していた製品。
なんと3冊1200円という格安なバインダーです。
AmazonsChoiceでも選ばれてい逸た逸品。
幅5cmある大柄のバインダーですが、軽いので取り回しが楽。
ただ、リングは手で開くタイプなので、一発でホイっというわけには行きません。
また、リングはバインダーの真ん中にはついていませんから、システム手帳のようは使えそうも有りません。
ただ、保存用ならピッタリで。タイトル帯も抜き差しできて交換ができますから、用途別に保管しやすいでしょう。
仕事用途の取り扱い説明書などの保管にはもってこいだと思います。
以上、ご参考まで。