是枝監督って、どうしてこう真面目なんでしょうか?
「海街diary」でもそうだったし、「そして父になる」もそうだった。
いかにも「ヒューマニズムでござい」的な映画が多すぎる。
たくさんの映画は見てないけど、いつもテーマが真面目すぎて白けてしまうのです(個人の意見)。単純に楽しませてくれればいいのに……。
ファンの方には申し訳ないのですが。
だから、この万引き家族がカンヌでパルムドールを受賞して、大人気だったときも「どうせ……」という意識が働いて、劇場で見る価値はないよなって思ってた。
近くのレンタル屋さんで公開されていたので、やっとDVDで視聴したのでした。
そもそも
いい映画の定義とは?
いったいなにでしょうか。感動する映画。心が温かくなる映画。面白ければいいという方もいるでしょう。
僕の場合、ズバリ!!
何回も見たくなる映画
これが
いい映画です。
何回見ても飽きない。惹きつける何かがあるもの。見ていると生きる気力が湧いてくる。パワーを貰える。だから、結果的に何回も見たくなる。そんな映画が僕にとって最高の映画なのです。
例えば
「ローマの休日」がそうだし、「クリムゾン・タイド」
「エアフォース・ワン」、「大脱走」。「目撃 クイントイーストウッド」 などなど。
軽い映画ばかりとおっしゃるかもですが、
それでいいのです。
どんなに感動しても、気分が悪くなる映画は見る価値がない。
で、思ったのは
何回も見るかというと、
もう1回だけで結構。
タイトルを聞いた時、とっさに連想したのは
もっと大掛かりな窃盗団的な大活劇の話。
あの「マルサの女」の伊丹監督のようなスリルと人情が交わるようなそんな映画。悪人がいて、でもなんとなく人間ぽくって。ホロリとさせられるような。
さて、dvdを見ると
拍子抜けでしたね。
悪口になるので、多くは語りませんが、そもそもこれはリアルな今の時代をあらわしているものでは全くありません。それに、底辺の人間たちの生き様を映画にしてなにが面白いんだ?
ということで評価は3点。
普通のB級作品だと思う。
なにがカンヌだ、といったところでしょうか。
ますます日本映画がつまんなくなりそうです。
悪口が過ぎてすいません。