4月に更新期限の到来するiPhone5sなのですが、
毎月の費用が3000円以上値上げとなる上、テザリング費用も上乗せとなるようなので、これを機会に大手キャリアを離れ、フリースマホの世界に飛び立とうと決心しました。
で、購入したのがこのHUAWEI GR5というsimフリーのスマホです。
Huawei SIMフリースマートフォン GR5 16GB (Android 5.1/オクタコア/5.5inch/micro SIM) ゴールド KII-L22-GOLD
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どうしてこうなった?
もちろん
iPhone6SやXperiaがベストなのは分かっています。
しかし、iPhoneのSimFree版は10万円前後しますし、一世代前のXperiaZ4の白ロムでさえdocomo版となると5万円前後します。
パソコンが5万円前後で買える時代にスマホに5万円以上を投入するって、それだけの価値があるの?って話です。
恐らく2年もすると買い直すのは間違いないし、途中で故障する恐れだってあります。
それにスマホは閲覧はできても入力系は苦手で、スマホで100%仕事はできないことは分かっています。
ですから、僕的には5万円以上出す価値はないのです。
ならば、と、中国や海外製の格安Simfreeスマホもあわせて検討した結果、3万円チョイで購入できて店頭で試してみて気に入ったこのスマホに決めたという次第なのです。
このGR5、
メーカーはHUWAEIという中国企業なのですが、世界3位のスマホメーカーで日本のメーカーのはるか上を行く世界的な企業なのです。
また、今現在、価格コムのスマホ・携帯部門の人気ランキングで1位。満足度ランキングでも5位に入っている優良マシンです。
ファーストインプレッション
では、そんな期待をもって手に入れたマシンが実際どうだったのか。
書いてみます。
大きさと視認性は良い
ずっと使っていたiPhoneが4インチだったので、それからいきなり5.5inchのスマホに乗り換えたわけで、大きすぎて胸ポケットに収まらないのではないかと心配したのですが、杞憂でした。
ちょうどいい大きさで、取り回しはし易いです。
僕の場合、さらにバンカーリングをつけているのでちょっとくらいの大きさはノープロブレムなのです。
また、当然ですが、Kindleの雑誌や自炊したPDFファイルなども視認性がよく見やすくなりました。
XperiaZ3(タブレット)はポケットには入らず、電車やバス待ちの時間にさっと「読書!」というわけには行かなかったのですが、これならOKです。
日本語入力などの動作がキビキビ
人気機種とはいえRAMが2GBでROMが16GBなわけで、Xperiaと比べるとスペックダウンとなるのは分かっていたので心配でしたが、問題なさそうです。
キビキビ動きますし、日本語入力も問題ありません。バシバシ入力が可能でした。
価格コムのレビューや口コミにフリックの入力ポイントがズレたり、動作がカクカクだったり、という不良品のような記述もあったのですが、そういうことは今のところ僕のマシンではありません。
ひょっとしたら小さな確率で不良品があるのかもしれません。
指紋認証機能がスゴイ!
iPhone5Sも指紋認証は付いているのですが、このマシンのスゴイのは指紋センサーに指を置いて認証できれば、そのまま瞬時に起動してくれることです。
iPhoneはボタンを押さないとダメでしたが、”置くだけ”でOKなのです(今のiPhoneもひょっとしたら同じかもしれませんが)。
これは便利。
もちろん、登録した指であれば右からでも左からでも反対からでも認証してくれます。しかも早い!
TV SideViewが普通につかえる
ソニーのブルーレイレコーダーで録画した番組が外出先で視聴できるアプリ(TV SideView)が普通に動作しました(動作確認の意味で書いておきます)。
中国製なので不安でしたが特に問題ないようです。
ただし、Xperiaでは番組の動画ファイルが外部MicroSDカードに保存できたのですが、仕様上Xperia以外のスマホでは内部ストレージにしか保存できないので、そこがちょっと残念です。
気になったところ
良い所ばかりではありません。残念ながらイマイチな点もいくつか発見しました。
(1)外部キーボードの日本語入力がイマイチ
XperiaZ3では外部キーボードで入力するときは、ソフトウエアキーボードを隠すことができて、広大な画面で日本語入力が可能だったのですが、このスマホではどうも日本語ソフトウエアキーボードが表示されている時のみ、”日本語で”入力できる仕様のようです。
ソフトウエアキーボードを隠すと、英字だけの入力しかできませんでした。
Google日本語入力の設定をいじりまわしたのですが、今のところ改善できていません。
折角大画面で入力ができると思ったのに、これは期待はずれでした。
(2)Wi-FiのSSIDが検索できないことがある
iPhoneやXperia、パソコンではこういうことはなかったのですが、なぜか、僕が出入りするあるシェアオフィスのSSIDがWi-Fiで検索できずつなげることができませんでした(自宅や手持ちのWi-Fiルーターは認識されるのですが)。
原因はまだ不明ですが、ネットでググるとAndroidの一部機器でこういうこともあり得るようです。あたったのかもしれません。
(3)MicroSDカードの出し入れが簡単ではない
驚きました。MicroSDカードの出し入れがSimカードの出し入れと同様に、「ピン」を使わないと出し入れできないのです。
これはもう出し入れはするなといっているのと同じです。
まあ、考えてみたらXperiaZ3でも出し入れが面倒くさいので、刺さったままにして運用していたので特に大きな問題ではないのですが、意外でしたね。
最後に
まだMNPが終わっていないので、Wi-Fiベースの利用でのファーストインプレッションとなりました。
たぶん、Simを入れたらまた別の問題はたくさん起きそうに思います。
ですが、今のところ実用的につかえる機種なので、SimなしのWi-Fi運用目的で購入されるのも良いかと思います。
とりあえず、5.5inchにしておいて本当に良かったです。
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