NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀 脚本家 坂元裕二 生きづらいあなたへ」 を見て考えたこと 〜その創作の秘訣とは?〜

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プロフェッショナル 仕事の流儀 – NHK

昨年11月、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で

「東京ラブストーリー」を書いた脚本家 坂元裕二氏が特集されていました。

へー。どんな人なんだろうって興味を持って見ていたのですが、なかなか興味深い内容です。前々から、こういうクリエイターものは必ず見るようにしていました。

注目したのが、

執筆に使っていたMacのエディター

MacBookプロに接続された液晶モニター越しに映し出されたのは、どっかで見覚えのある画面です。

「NHKプロフェッショナル仕事の流儀」より引用させていただきました。

「Mi」なんです。

mi – テキストエディタ

フリーソフトのmi。高名なシナリオライターが、僕も常用している庶民的なエディターを使っているのに、なんとなく親しみを感じると同時に、違和感を覚えました。

そういえば、作家の百田尚樹氏や三谷幸喜氏もワードを使っていたような…。

プロはみなシンプルな道具を使っているのだ、
というところに思い至ったのです。

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1,ソフトに依存しない

彼らはソフトに依存するのを嫌っているのではないか、

そう推測します。

一番大事なのは、登場人物たちの立場に立って、シーンを想像したり、会話をさせたり、事件を起こさせたり。それを考えることこそが本質のはずです。

アプリがどうの、パソコンがどうのって、あくまで手段であって本質から大きくハズレてしまっているのですよ。そんなもの使えればそれで良い。

このブログでもよく取り上げているScrivenerもUlyssesも、Goodnotesも良いアプリですが、ちと個性が強すぎます。

もし、アプリ開発の会社が倒産したら、
その時、代替があるでしょうか。

個性が強ければ強いアプリほど、代替は効かず。もし使えなくなったら右往左往して、そのストレスはハンパないものになるでしょう。

その時、創作どころではなくなってしまうはずです。

そんな七面倒臭いことはプロはしないのです。

エディターならいくらでも互換性がとれます。MacでなくてもWindowsのエディターでも良いし、アンドロイドのアプリでもOKです。

つまり、ツールにこだわらないってこと。

2.目的に真摯に向き合う

放映中は、ひたすら登場人物になりきって一人会話する作者の姿が映し出されます。何回も何回も、声に出して会話が続きます。

「あがき派です。忍耐派ですよ」

地味なやりかたですが、
結局、それしかないのだと、稀代の脚本家は言うのです。

でも、こんな時って(つまり物事が進まなくなってスランプのとき)悪魔が囁く絶好のタイミングのはずです。

「あのノートを使うとアイデアが生まれやすくなるらしいよ」

「このアプリなら混乱したこの状況を簡単に整理できる」

ハック系のブログ記事や雑誌をめくれば、そんな話であふれています。その甘い誘いに乗っかると、もう無間地獄です。

道具を探し回らないと気が済まなくなります。納得の行くアプリに出会うまで、そのアプリを使いこなすまで肝心のストーリーはおざなりになってしまいます。

いったい

どちらが本質なのでしょうか?

もう一度真摯に振り返るべきではないのかと思いました。

3.シンプルさ

作業場は、普通のマンションのようです。食事をするカウンターがあって、居間に大きな本棚と机、それとソファ。

あがき派、忍耐派という割には苦戦の跡が感じられない整然とした環境です。

それに比べると、僕の仕事場は、もうゴミ。
試行錯誤しているシステムノートやルーズリーフ。書き散らかされたリングノートやA5のノート。それにクリップバインダーも放り投げられています。
アイデアを書き散らかしたA4やA3の用紙もあたり狭しと散らかっています。

あがく、というのは僕のとっては、こういうことだと思っていました……。

でもね。

違うんですよ。
(もちろん、テレビ向けに掃除をされたのでしょうが)

あがくためには、道具はシンプルでないと行けません。

複雑で高機能なソフトやアプリでいろんな試行錯誤を嫌という程反復できるでしょうか。使い慣れたパソコンやノートでなければできないことです。

人それぞれ。仕事場は散らかっている方がアイデアが出るという人も結構多い。散らかっているから云々……というのとは違いますが。

大切なのは本当に本質と向き合っているかどうか

ズレてないか?
絶えずチェックすること。

脚本家のもがく姿を見て、僕はそんな風に感じました。

まとめ

テレビはほとんど見ない派ですが、

このNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」と毎日放送の「情熱大陸」はよく見るんです(実際は録画)。

色んなプロフェッショナルが登場して、こんな職業があるんだ? これで飯がくえるんだ?っていろいろ考えさせられます。

やはり、世の中は広いんだなー。

いろんなアイデアが生まれるのもこんな瞬間です。

それと、
この記事で決してUlyssesやScrivenerなどのアプリを否定しているのではありません。使う人がシンプルに使えるのだ、と思っていれば良いわけで、そのへんは誤解のないように願います。

些細なことですが、ちょっと気づいたことを書いてみました。

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