「嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え」を読んで考えたこと!オススメの本。

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ベストセラーになった本なのでもうお読みになった方も多いと思いますが、

僕は最近になりYOUTUBEでアドラー心理学のことを初めて知りました。

伊集院さんがMCをつとめるこのNHKの番組は非常に分かりやすくアドラー心理学を解説されていて、概要がすぐに飲み込めます。

俄然、興味を持った僕は速攻でアマゾンのKindle版をダウンロードしたのでした。

イヤー。期待を裏切らない良書だと思います。いろいろと考えさせられました。

読了後、僕が考えたこと

では、読了後に僕が

主に感じたことを3つ書いて見ます。

1,刹那に生きよ!

すなわち人生とは、連続する刹那なのです。 青年 連続する刹那? 哲人 そう。「いま」という刹那の連続です。われわれは「いま、ここ」にしか生きることができない。われわれの生とは、刹那のなかにしか存在しないのです。
Line: 3,387

驚きです。

「いま、ここに」っていう文章、これって「禅」の教えそのままじゃないですか。今、この瞬間に意識を集中せよ。刹那に生きよ!

良いですねー。僕はこの文章に惹かれました。

人生はいつもシンプルであり、深刻になるようなものではない。それぞれの刹那を真剣に生きていれば、深刻になる必要などない。
Line:3,521

こう言い切ってもらえることでなんとなくホッとします。

人生はつねに完結しているのです。 青年 完結している? 哲人 あなたも、そしてわたしも、たとえ「いま、ここ」で生を終えたとしても、それは不幸と呼ぶべきものではありません。20歳で終わった生も、90歳で終えた生も、いずれも完結した生であり、幸福なる生なのです
Line: 3,524

いったい、これは心理学なのでしょうか?

どう考えても哲学、いや処世術と言ってもいいのではないでしょうか。1世紀も前の、しかも欧米の心理学にこういう考え方をした学者さんがいたなんて驚きです。

心理学といえばフロイト、ユング。彼らの学説は、現実の生活には役に立つことはまずなく、辛気くさい、抽象論としか思えなかった。でも、アドラーのこの言葉の現実的なこと……。

2,自分は自分をごまかす

あなたは人生のどこかの段階で、「不幸であること」を選ばれた。それは、あなたが不幸な境遇に生まれたからでも、不幸な状況に陥ったからでもありません。「不幸であること」がご自身にとっての「善」だと判断した、ということなのです。
Line:533

自分は不幸だ。ついてない。そう思う人は、けっこう多いのではないでしょうか。

でも、アドラー心理学は、それはあなたがそう思い込みたいために選んだ結果だ、と言うのです。

なぜあなたは自分が嫌いなのか? なぜ短所ばかり見つめ、自分を好きにならないでおこうとしているのか? それはあなたが他者から嫌われ、対人関係のなかで傷つくことを過剰に怖れているからなのです。 青年 どういうことです? 哲人 赤面症の彼女が男性から振られることを怖れていたように、あなたは他者から否定されることを怖れている。誰かから小馬鹿にされ、拒絶され、心に深い傷を負うことを怖れている。そんな事態に巻き込まれるくらいなら、最初から誰とも関わりを持たないほうがましだと思っている。つまり、あなたの「目的」は、「他者との関係のなかで傷つかないこと」なのです。
Line:782

・親が離婚したから、俺は不良になった

・家庭が貧乏だったから、俺は貧乏だ。

・顔がブサイクだから友達ができない。

これらはすべて、現状の自分を納得させるための方便に過ぎず、人は現状の自分が傷つかないように、あらゆる原因を考え出して言い訳に利用してくる。

原因から発想すると、人は無限に言い訳を繰り返す。それをアドラーは言いたいのでしょうか?

以前、「「原因」と「結果」の法則」って本を読んだことがありました。

庭にどんな種を植えるかによって、出てくる樹木の種類は違ってきます。あるものはバラのような美しい花が咲くかもしれないし、あるものは他の樹木の成長を邪魔する役立たずの雑草が生えてくるかもしれない。

すべては、その種、つまり「原因」によって「結果」は作られる。

その考えとまったく異なっている考え方。180度世界は覆ってしまったのです。

これは大変!

3,他人はコントロールできない

「誰かを無条件に信頼したところで、裏切られるだけだ」と思っている。しかし、裏切るのか裏切らないのかを決めるのは、あなたではありません。それは他者の課題です。あなたはただ「わたしがどうするか」だけを考えればいいのです。「相手が裏切らないのなら、わたしも与えましょう」というのは、担保や条件に基づく信用の関係でしかありません
Line: 2,951

「人を信頼すべきかどうか」ってのは永遠の課題です。
性善説をとるのか性悪説をとるのか。それが一般的な議論ですが、

アドラーの心理学はちょっと違います。

そんなもの「他者の課題だ」と突き放してしまうのです。

妻、あるいは恋人が浮気をするかどうかは、それはその恋人・妻の問題であり、考えても無駄だ。

友達になろうと声をかけたけど、彼女がその声かけにどう答えようと、それは彼女が考えることで、考えても無駄です。とそんな考え方です。

性善説とか性悪説とは別の第三の考え方。

完訳 7つの習慣 人格主義の回復」という本にも同じような考え方がある。
それは、自分でコントロールできるものとできないものを明確に区分けし、コントロールできないものには関わらない。そういう考え方。

これに似ている気がします。

ユダヤ教の教えに、こんな話があります。「10人の人がいるとしたら、そのうち1人はどんなことがあってもあなたを批判する。あなたを嫌ってくるし、こちらもその人のことを好きになれない。そして10人のうち2人は、互いにすべてを受け入れ合える親友になれる。残りの7人は、どちらでもない人々だ」と。 このとき、あなたを嫌う1人に注目するのか。それともあなたのことが大好きな2人にフォーカスをあてるのか。あるいは、その他大勢である7人に注目するのか。人生の調和を欠いた人は、嫌いな1人だけを見て「世界」を判断してしまいます。
Line: 3,129

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対人関係の基本が説かれています。

どうにせよ、嫌いな人は必ずいる……。でも、好意を抱いてくれる人も必ずいるのだって。

面白い。

で、どこにスポットライトを当てるかによって、対人関係の感じ方はガラリと変わってしまう。それを活かしましょうよ……。

非常に実践的。僕は生きるのがちょっと楽になりました。

最後に

この本、読んでない方は是非とも読むべし!だと思います。

絞りに絞って3つだけ掲載しましたが、それ以外にもたくさん参考になる項目が盛りだくさんなのです。

・対人関係でいつも悩んでいる

・嫌なことばかりの人生に絶望している

・精神的に最近行き詰まっている

そんな方におすすめです。

今年読んだ本のなかでも、明らかにランキングするような中身の濃い書籍だと感じました。

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