映画批評

【映画】「最高の人生のつくり方」マイケル・ダグラス ダイアン・キートン ★★★★

最高の人生のつくり方(字幕版)
(2015-12-03)
売り上げランキング: 11,939

 

2017年、新年おめでとうございます!!

 

例年通り、正月はまったり酒を酌み交わしたり、映画を見たりで過ごしました。

そのマッタリ時に活躍しているのがAmazonプライムのAmazonビデオ。

年会費 3900円はすでに払っていますから、利用しない手はありません。

いくつか視聴したのでそんな映画の数々について書いてみます。

 

「最高の人生のつくり方」Amazonビデオで視聴。

マイケル・ダグラスとダイアン・キートン二人の大御所が共演した恋愛ドラマ。

 

あらすじ

 

妻に先立たれ嫌みな人間に変わってしまった不動産エージェント オーレン(カークダグラス)。

同じアパートの隣の部屋に住む歌手のリア(ダイアン・キートン)。

彼女も最愛の夫に先立たれ寂しい毎日を送っている。

 

そんな彼らの元にオーレンの息子が訪れ、刑務所に入所する為に「9歳の娘を預かって欲しいと頼まれる」

散々手こずらされた息子と縁を切っていたオーレンはいったんは断るが、息子は強引に孫娘を置いて行く。しかし、目の前にしても拒否しようとするオーレン。それを見かねて、気の毒に思ったリアは自分の孫のように面倒を見はじめた。

さあ、孫娘を引き取ってから、二人の関係がどう変わっていくのか…。という話です。

 

 

1.

 

さすが名優。安心して見ていられました。

彼らが演じるドラマが楽しからぬはずはありません。
また、孫娘役の子も可愛くて絶妙だったと思う。

 

2,

 

しかし、半分くらい見たらエンディングがどうなるかうっすらと分かってしまいました。よって、残念ながらワクワク感はあまりありません。

でも、60歳の半ばを過ぎたモノ同士の熱い恋愛物語としては、非常にほほえましく、生きる勇気を与えてくれます。

 

3,

 

見所は、オーレンがリアをベッドに誘うシーン。

二人とも年が年ですから、ムードに浸りはするもののお互い大胆でかつわがまま。充実したベッドを共にしたもののその後がいけない。せっかくくっつきかけた二人の仲はうまくいかないのです。

その恋愛過程が若い男女のものとは違っていて味があります。

 

 最後に

 

原題は「As it goes」。訳すと「そして今は…」とでも言うのでしょうか。
ビリー・ジョエルの楽曲に同名のものがあるので、そこから取ったのかもしれません。

 

まあ、それは良いのですが、

気に入らないのが「最高の人生のつくり方」という邦題。

ネットで探せば分かりますが、

「最高の人生の見つけ方」もあれば「最高の人生のはじめ方」というのもある。

紛らわしい!!
どう考えても、過去にヒットした映画にあやかって似たようなタイトルにしました、としか思えない安易なタイトル名です。

ガサツに思えてなりません。

 

Amazonビデオでの評価は星4.8とかなりの高評価だったのですが、

そういった気に入らない面を含めて
マイナス1点。トータル4点(5点満点)という評価にしました。

 

しかし、映画の出来自体は良いので、ホンワカしたい方にはオススメだと思います。